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龍と天女の伝説 - 江の島

2009-02-10 | 関東
江の島は、安芸の宮島、近江の竹生島とともに日本三弁天とされる。
昔、鎌倉の深沢山中の底なし沼に五つの頭を持つ悪龍が住んでおり、山崩れや洪水を起こし、村人を苦しめ、子供を生贄にとることから、この地を「子死越(こしごえ)」と呼んでいた。あるとき、子死越前方の海上に密雲が垂れ込め、天地が激しく揺れ動いた後、天女が現れた。雲が晴れると、今まで何も無かった海上に、一つの島が出来ていた。天女の美しさに魅せられた龍は、結婚を申し込むが、悪行が止むまではと断られた。以後、龍は悪行を止め、天女と結婚することができたという。
天女とともに現れた島が、「江の島」、五頭龍が姿を変えたのが片瀬の龍口山だと書かれおり、天女は江の島の弁財天、龍は腰越の龍口明神社として海を隔てて祀られている。


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