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天下の険 - 箱根

2009-02-21 | 関東
箱根は、神奈川県南西部にある三重式火山で、カルデラの直径は約11km。中央には、神山、駒ヶ岳など7つの中央火口丘、また西部外輪山との間に芦ノ湖が横たわる。芦ノ湖は、今から約3千年前、箱根火山最後の爆発といわれる大涌谷の水蒸気爆発により、神山の一部が吹き飛び巨大な山崩れとなって湖尻方面に押し出し、早川の流れを塞き止めて出来上がったものである。仙石原湿原、早川や須雲川など変化に富んだ地形が見られ、植物はフォッサマグナの影響を受け、特徴的な種が多く、その名に「ハコネ」を冠するものが多いことでも知られている。また、箱根十七湯といわれるように温泉が多い。日本有数の観光地で、ほぼ全域が富士箱根伊豆国立公園内に含まれる。
江戸時代、大名統制のため、幕府は、大名が領地と江戸の間を1年おきに往復することを強要した。「箱根の山は天下の険」と歌われ、東海道一の難所であった箱根山道を、大名行列が進んだ。



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