Tenkuu Cafe - a view from above

ようこそ『天空の喫茶室』へ。

-空から見るからこそ見えてくるものがある-

苦難と復興の歴史 - 足柄平野と酒匂川

2009-02-15 | 関東
江戸中期の宝永4年、富士山がおよそ850年ぶりに大噴火、十七日間にわたって降灰などが続いた。
足柄平野の中心部を流れる酒匂川は、火山灰などの堆積でせき止められて文命堤(現南足柄市)が決壊。県内最大級の穀倉地帯をのみ込み、住民は農地を失った。
富士山大噴火から三百年。噴火に伴い、火山灰などで大きな被害を受けた足柄平野の歴史を振り返ろうと、住民らによる時代劇『富士に映える陽』が2月21日、南足柄市の文化会館で上演される。
火山灰の堆積で農地を失い、その後も川の氾濫と戦ってきた苦難や復興に立ち上がる住民の歴史とともに、復旧に力を注いだという八代将軍・徳川吉宗、命を受けた大岡忠相、川崎の名主・田中丘愚の“民活力”をも投入した復興歴史物語となっている。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。