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天然の要塞 - 古都、鎌倉

2009-02-08 | 関東
鎌倉の市街地は東・北・西の三方を山で囲まれ、南は相模湾に面した天然の要塞である。東・北・西のいずれから鎌倉に入るとしても「鎌倉七口」と呼ばれる、山を切り開いた狭い通路(切通し)を通らねばならず、防御のしやすい土地柄であった。鎌倉幕府初代将軍の源頼朝がここを拠点としたのは、父祖ゆかりの土地であったこととともに、こうした地理的条件による部分が大きかったと思われる。
頼朝が1182年に京都の朱雀大路にならって作った、由比ガ浜から鶴岡八幡宮(画面右中央)までを南北に結ぶ道が「若宮大路」で、長さは約1800mある。
海岸のほぼ中央に河口を持つ滑川(なめりがわ)を境に、東側を「材木座海岸」、西側を「由比ヶ浜」という。
明治期に海水浴場となり、夏目漱石の『こころ』に描かれて有名になった。


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