Tenkuu Cafe - a view from above

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湾と湾をつなぐ水道 - 針尾瀬戸、早岐瀬戸

2009-05-30 | 九州
大村湾の最大の特徴は、四方を陸に囲まれた、まるで湖のような“湾”だ。湾が外洋に通じるのはわずか2ヶ所の細い水路を通してのみ。
「針尾瀬戸」と「早岐(はいき)瀬戸」という2本の水路で、まず佐世保湾につながり、そしてその佐世保湾が外洋(東シナ海)につながる。大村湾はいわば2重に閉ざされた湾なのだ。
針尾瀬戸は、大村湾を塞ぐ針尾島と西彼杵(にしそのぎ)半島の間の水域。佐世保市と西海市を結ぶ。大変流れが早く渦潮を見ることでき、西海橋と新西海橋が架けられている。日本三大急潮の一つ。
早岐瀬戸は、もっとも狭いところはわずか幅10m程度。れっきとした海の一部なのだが、実際に早岐瀬戸を見ると川のように見える。潮の満ち引きにより流れの向きが変わる、とても不思議な川のような海である。
針尾地区には、オランダの宮殿や街、田園風景を再現した、九州最大のテーマパークであるハウステンボスがある。



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