ヒマヒマノキ ~歩いて、見て、楽しんで~

庭園・街の花、まつり・名所。いろいろな出会いを,その時々の想いを交えて、皆様にお届けします。

慎重に検討を、と言われても ~都立薬用植物園の花と実~

2021-12-26 | 公園・庭園・名所

今日(26日)は、都内でも雪が観測されたようです。

ニュースは、大寒波到来とかで、大雪警戒を伝えています。

コロナ:オミクロンのこともあるし、神様も、年末年始は

慎重にしなさいと言っているのかどうか。

でもですね、せめて年末年始くらい、明るい話題で

ほっとしたいです。

はてさてどうしたらいいんでしょう。

 

こんなときは、ぶらっと花散歩でもして、悩みは

忘れるにかぎります。

といっても、冬場にそうそう花は咲いてはいません。

無理と思いつつ、都立の薬用植物園に行ってみました。

 

園内は、植物はほとんどなく、閑散としています。

そりゃそうですね。来春に備えて、草木や土壌を整備

する時期ですからー。

さすがに、訪れる人もあまりいませんでした。

 

かろうじて咲いている花がいくつかありました。

スノードロップです。

2月~3月が開花時期といわれていますが、うまく調整した

のでしょうか。

 

鉢植えのクリスマスローズです。

これも、これからあちらこちらで、よく見るようになりますね。

 

和名がマンネンロウ。ローズマリーです。

70~80㎝くらいでしょうか、植え込みのような感じになって

いました。

 

花の代わりに、樹々の実がいくつか見られました。

メギの赤い実です。目薬にもなるので、目木という

らしいです。

高さは2mくらいはあったかもしれません。

葉はほとんど落ちて、棘がめだっていました。

 

クチナシの実です。黄色に色づいています。

初めてみました。

 

タラヨウ。ハガキの木と言われています。

高さは6~7mくらいはあります。

確か先月には実がついていましたから、ずっとたわわな

感じでいたのかもしれません。

ところで、葉を傷つけると後が黒く残るので、字を書いて

実際に切手を貼って出せるそうです。

なお「郵便局の木」として定められているそうです。

(※ブロガーのhisuinetさんから教えていただきました。)

 

ムラサキシキブの紫の実がポツンと残っていました。

 

これは、ナギイカダというだそうです。

葉がついているようにみえますが、枝が変化した

ものだそうです。まるで鎧のようです。

高さは80㎝くらいのこんもりした植物です。

説明板によると、

「地中海沿岸に分布し、明治初期に日本に渡来。

葉は退化。葉状枝の上に、冬から春にかけて小花を

つける。」とあります。

花が終わって、赤い実になったのかどうか。

 

フウ(楓)というのだそうです。

高さは10数メートルはありました。

葉はかえでの葉のような形。紅葉がきれいな樹です。

黒っぽい、変わった実をつけていました。

 

園内には温室があります。

いくつか花が見られました。次回ご紹介します。(続く)

コメント (2)
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