今年初めてサンタンC110Sを出して用事で近場をウロウロ。
相変わらず中~高回転は好調のサンタンですが、低速は少しボコつき気味で低速でウロウロしているとかなり気になります。
昨年キャブをいじってもあまり改善は無かったので今年は点火タイミングも含めて再度見直ししてみようと。
以前割ってしまってから欠品していた初期のエンブレム無しポイントカバーも入手したのでサイドカバーを冬仕様のノーマルに変更。
夏用の熱抜き加工したサイドカバーも熱抜き孔が目立たない様に改造しようと思います。
片付けもかねてC110のエンジンからレストアしていく事に。
白スポはフレーム側は出来ているもののエンジンだけは未着手だったのですが、この夏に一気に走れる状態までやってしまおうと思います。
エンジンを開けてみると中は綺麗で一安心。何か所かボルトが固着している箇所やなめてしまっている箇所も有りましたがとりあえず全バラに出来ました。
色々見ているとかなり昔に一度開けて組み直されたことが有るようです。
週末暑かったので水が常時お湯の様になっていてパーツクリーナーでの洗浄にはもってこいでした。
洗浄効果も高く部品の洗浄もはかどりました。
ストックのクランクケースのボルトも無くなってきたのでそろそろ調達しなければ。
今シーズン初めてエンジンを始動。
始動もイマイチの上、アイドリングも安定しません。
点火に問題があるのかとプラグや点火タイミングを確認しましたが問題無し。
圧縮もあるようなので問題は燃調にある模様。
アイドリングがばらつく所が気になったので色々と触っているとインシュレーターのキャブ側のバンドが緩んでいるのを発見。ボルト穴がバカになってしまって緩んでしまっていた様なので手直しして締め付け。
2次エアを吸っていたのが不調の原因の一つの様です。
アイドリングの調整もして一応安定したので近所を試走。
一応走る様にはなりましたが全体的に濃い感じでイマイチ高回転が重いのでまだまだ要調整です。
そんな事も有って全く乗っていなかった上、冬の間はガレージが倉庫になってしまったりで足の踏み場もなくなっていましたが、やっと暖かくなりガレージの片付けも終わり動き出せる状態に。
とりあえずスポカブを駆って近くをウロウロと初走り。
昨年の今頃は桜が満開だったのですが、今年は暖かくなるのが早く2週間も前に桜が散ってしまい、今は芝桜が満開です。
木々の新芽も一気に芽吹き新緑も綺麗な季節になりました。
スポカブは今年も好調。キック1発始動でした。
しばらく近場を走って帰宅。
今年は昨年からの溜まっている宿題を順番にこなしていきたいと思います。
バッテリーは既に死んでいたらしくウインカーとホーンが全く作動しなかった為バッテリーを交換しておくことに。
赤スポは充電系は12V化してあるので以前からモンキーの12V用密閉バッテリーを使っていたのですがこれがまた正規品を店で買うと高いんですよね。1万円程度はします。
今回はネットで850円くらいの物を購入(笑)
お値段1/10以下。どうせ国産品買ってもあまり乗らないので2~3年で・・・下手したら1年くらいでダメになるんだから安物に限りますよ。
店で12Vのメーター球を見つけたのでこれに変えて置く事に。
メーター球は充電系では無いので別に12Vの必要もないのですが、6V球の方がすぐに売ってないので12V球にしておきました。電圧は成り行きなのでどっちでも良いのですが、12V球を使うとアイドリング時にかなり暗くなります。
切れていたテールランプも車のルームランプを買って来て交換。
こっちも同じ理由で12V球にしてます。
ついでにサンタンC110Sもバッテリー交換。
こっちは充電系は未だ6Vなので6Vバッテリーを使用。今回6Vの密閉バッテリーを使ってみました。
これでもネットで舶来品を買うと店頭で開放型を買う値段の1/3以下です。
ほんの少しサイズが大きめ?ですが問題無く装着。
うちのバッテリーは舶来品ばかりです(笑)
近くの亀鶴公園は今が菖蒲の真っ盛りで本日は「しょうぶ祭り」も開催されていました。
昼に家族で祭りに行ったのですが、夕方祭りが終わってから買い物がてらサンタンC110Sで立ち寄りました。
菖蒲の季節が過ぎると梅雨、そして暑い夏が来ますね。
C110Sはメインジェットを見直し問題無く高速域までエンジンが回る様になりました。
快調です。スポカブ2台が快調状態になるというのも我が家では珍しい・・・
後は本体の重量軽量化をすればもっと軽快に走る事でしょう(笑)
サイクルメーターも問題無く作動。
サンタンC110Sは近所の買い物からちょいお出かけに活躍する事になりそうです。
薄すぎて止まっているのかとスロージェットの番手を38番辺りまであげてみたりもしましたがかえってガボガボな感じになり明らかに濃い・・・。どう考えてもキック一発で始動しアイドリングも安定しているノーマル35番で充分な感じです。
クラッチかと思いクラッチも再々調整するも症状が改善せず、二次エアを吸っているのかと調べましたがその兆候も無し。
弱り果てて坂道をアイドリングさせながら止まる時と止まらない時を調べていると原因が発覚!
ブレーキペダルを踏むとエンストが発生します。
ブレーキペダルの回路を外して走ると何も症状が出ず一発で改善。
良くよく調べていると黒線をストップスイッチの電源につないでしまっていました・・・
一昨年くらいに一度回路をいじった時に間違えて結線してしまった様です。
ストップスイッチの電源はバッテリー側ですね。
スポカブはキースイッチでコイルの黒線をアースするかしないかを切り替えているのですが(アースすればOFF、切り離せばON)、黒線をストップランプにつないでしまうとブレーキペダルを踏むとキーOFFと同じ状態になるというミス・・・。
症状も改善してしばらくエンジンの調子も見ましたがキャブも元々一番調子の良いキャブを使っている事も有ってセッティングもほぼ完全に出ています。
今回元々調子の良かった赤スポのエンジンをベースに54ccのC105新品シリンダーを使って+0.25mmボアをあげて組んだ新エンジン。
回転もミッションなどの調子も良好です。もう結構回していますがしばらく走り込んでいこうと思います。
という事で赤スポ完全復活。
先にセッティングが出て完調になっているサンタンC110Sに続いて3台が走れる状態になりました。
次はCB93です。
ハブ周りのダストやグリスを除去して泥なども除去して最後にグリスアップ。
意外と手間な作業で時間がかかります。
リムもクレ556と真鍮ブラシで汚れと錆をある程度除去。
少し錆をのけすぎたか・・・?
チューブのパンクなども有りましたが補修も完了してフロントホイールを装着。
後輪はベアリングのゴリゴリ感が有ったのでベアリングを交換して置く事に。
ベアリング交換完了。リアも適当に磨いておきました。
タイヤを付けて装着。後輪側も完了。
フロントのトルクリンクのゴムが切れて外れていたのでいつもの靴ゴム用補修材でくっつけた後・・・
ワッシャーで外れ防止だけして取付。
フロントのアクスルシャフトのナット部分がピンが付けられるようになっていました。
何かの流用?国外の仕様?
我が家の後期型の赤スポもこうはなっていないですが、このナットが良く緩みますのでこれは正解ですね。
結構前からガレージの隅に転がっていたサイレンサーも装着してフレーム側は大体作業完了。
全体がほぼ純正状態に戻ってきました。
後はエンジンですね。