美腸活のススメ
小林メディカルクリニック東京 小林暁子院長
記事の抜粋です。
体のあらゆる臓器と関わりがあり、「第二の脳」といわれる腸が
正常に働いていると、心も体も元気に過ごせます。
私たちの腸内には、約100兆個の腸内細菌がすんでいるといわれ、
これらの菌は、体のあらゆる臓器の健康状態に深く関わっています。
肌の美しさや若々しさにも、菌の存在が欠かせません。
腸内のバランスは、偏りのない食事や適度な運動、十分な睡眠など
良い生活習慣を心掛け、腸内細菌がすみやすい環境をつくることで保たれます。
「美腸」の人は、きれいな血液が体内を循環するので、全身の新陳代謝が
アップします。歳を重ねても代謝が高くなると、肌の潤いや体型が維持
される他、むくみ、冷えなど、体のあらゆる悩みが解消され、
うれしいことばかり。
腸内環境を整えることは健康と美容の要です。
どの世代の方も手遅れではありません。
水分をしっかり取ろう
一日、1.5~2㍑ を心掛ける
水分はよく取っている。
朝食は必ず食べる
朝食を抜いたら、腸が「朝から働かなければならない」という
メッセージをキャッチすることができません。
いくら昼食や夕食に気を使っても、
朝食を抜くと意味がなくなってしまいます。
朝はイマイチ食欲がないけれど、バランスを考えて食べている。
同じ物ばかり、早食いはNG
そしゃくをきちんとすることは消化酵素の分泌量を増やし、
腸内環境の改善につながります。
食物繊維を積極的に
排便を促す「不溶性食物繊維」と、
善玉菌の餌になり便を柔らかくする
「水溶性食物繊維」があります。
不溶性はインゲン豆、小豆などの豆類、根菜類、玄米などの穀類。
水溶性はワカメなどの海藻類やバナナ、
シイタケ、エノキなど多く含まれます。
水溶性の方が多く取っている。豆類は好きだけれど、なかなか取れない。
インゲン豆はよく食べるけれど。
発酵食品は腸内細菌を応援
納豆、味噌、チーズ、ヨーグルトなどは善玉菌がたくさん含まれている
軽めの運動は、血液循環を良くし、腸のぜん動運動を促します。
納豆、チーズなど手軽に取れるものが多いのでうれしい。
適度な運動を
普段、体を動かしていない方は、最初はウォーキングを30分程度からでも
始めることオススメします。
外に出ない時も、室内で適度に体を動かしましょう。
運動があまり好きでないので、なんとかウォーキングは心掛けている。
でかけるついでに、余分に歩く程度・・・