焼酎 値上げのお知らせ
原油の高騰による影響が「燃料代」、「副資材」の仕入に影響が出始め
特に焼酎粕の海洋投棄が禁止となり
その処理に新たなコストを計上しなければならないのが大きな値上げの理由です。
皆様のご理解を賜れれば幸いです。
その点 早くから「焼酎粕」を飼料として
リサイクルしていた「黒木本店」はやはり凄いです。
前にお伺いした時に飼料プラントとは言っても
名目は「産業廃棄物」のカテゴリーに入れられてしまいます。
それでも「リサイクル理念」を理解して
土地を貸してくれた地主さんにも感謝しているとおしゃってました。
こういう動きを業界全体でまとめられたらもっと良くなると思いますが
組合の皆さんいかがでしょう！
協同プラント建設とかね。 単体の行うのは難しいでしょうから。
３月蔵出荷分より値上がりする蔵元から案内が来ました。
西酒造 （鹿児島）
1.8Lで２００円程度UP ７２０ｍｌで１００円程度UP
佐藤酒造 （鹿児島）
アイテムによってまちまちですが、
１．８Lで１６０円～４５０円のUP ７２０ｍｌで２００円前後のUP
本坊酒造 （鹿児島）
１．８Ｌで１３０円程度のUP
四ッ谷酒造 （大分）
１．８Ｌで２００円～３００円程度UP ７２０ｍｌで１５０円～２００円程度UP
西吉田酒造 （福岡）
１．８Lで２００円程度ＵＰ ７２０ｍｌで１００円程度ＵＰ
４月から値上げ予定の蔵元もあり、
日本酒の方もそろそろ値上げしないと苦しいところも出てきて
武勇 （茨城）は３月蔵出荷分より
１．８Lで１００円程度の値上げが決まりました。
これから値上げのお知らせが増えるかもしれません。
中国食品問題から国内の自給率を上げようという動きも出てきています。
それに伴って「造り手」も原材料の表示をよりきっちり問われる時代が来ています。
その価格に見合った酒質、品質はもちろん
より高い「安全性」を消費者方々へ信頼として提示して行けるよう
努力していきたいと思います。
お酒が高級なものとならないことを祈ります