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ROSE POSYのハンドクラフト・ブログ

”手仕事”の楽しさをお伝えできればと思います。ROSE POSYオリジナル作品もどうぞお楽しみ下さい。

スパイラルステッチの真っ赤なネックレス

2015年11月16日 | ジュエリー作品&試作品

久しぶりに、ビーズステッチをしたくなりました。シードビーズに関しては、イチからデザインをするセンスと気力と財力のないことをあっさりと認めている私としましては、ひたすら既成のキットやレシピに頼ることと相成ります。

世界が認める日本のビーズメーカー、MIYUKIさんが直営する、Beads Factoryというお店のキットやレシピが私の一番のお気に入りです。洗練されたレシピを作るたびに、ここのデザイナーさん、すごいなぁと感心しています。

一見すると、ただ糸に通したビーズをまとめてねじっているように見えますが、ひと針ずつビーズを編みこむような感じで進んでいくと、このような螺旋形が出来上がっていきます。最初、何が出来るのかわからないまま、チクチクと針を進めるのですが、気づいたらスパイラルが出来ていて、不思議で仕方がありません。この技法を発明した人、ほんとすごいよな~、って思います。

センターパーツを構成している、お花の羅列がかわいいですよね。

赤いアクセサリーをつけるのにふさわしい季節はやっぱり秋から冬だと思います。カシミアのセーターや白いコットンのシャツ、無地のシンプルなベージュのワンピースなんかに合わせたらよさそうです。

さてさて、白状しますと、(というか、過去の投稿で時々放言してますが。笑)かつては、「ビーズなんか・・・」とやりもせずにバカにしていた私ですが、やってみるとこれが実に奥深くて面白い。同じことの繰り返しで、地味で根気がいり、下手すると辛くて途中で投げ出したくなる気持ちを堪えて、最後まで仕上がったときの達成感や自分の心に打ち勝った(?!)ヨロコビといったら、(やったことないけれど)マラソンに似ているのではないかと思うほどです。何事も喰わず嫌いはいけませんね。敬遠していたことが好きになるとは思いもよりませんでした。

こういうコツコツした作業が好きということは、もしかすると、私、織物とか編み物なども向いているのではないかと思ったりしています。


ワックスコードで石包みをやってみた

2015年08月08日 | ジュエリー作品&試作品

はい、こちら、ROSE POSYジュエリー研究所です。(笑)

最近、流行り(?)のワックスコードを使ってアクセサリーを作ってみるシリーズです。
(初回はこちら:「ワックスコード デビュー」)

基本の結び方を覚えたら、次はカボションルースのフレームを作ってみました。

本当に教本くびっぴきでの最初の作品なので、出来栄えの拙さは目をつぶったってください。(笑)

まずは、ちいさい石でお試し。 12x18cmのチェコガラスのカボ。


やっとこさ形になったって感じです。アーム部分は目が揃ってなくてひどいですね。
我ながら、恥ずかしい。まあ、練習ということでご勘弁。



次は、もっと大きいカボで作ってみました。フレーミングしながらメタルビーズも入れていきます。バチカン部分はフレームと一体化しています。



裏も見せちゃいます。(^^; 表側にちょっと縁がひっかるようにして、裏側でしっかり引き締め、かつ石をホールドしてるというわけです。

編み終わったら、最後は糸端をライターの火で炙って溶かす(焼き止めというそうです。)と言う、ビミョーな方法で始末します。ワックスコードはその名のとおり、蝋が引いてあるので、その蝋を溶かしてほつれないようにするというわけです。

でも、火を使うのは怖い。実際、この作品は2度失敗しました。1つ目は、ライターの火を近づけ過ぎてうっかり糸端を焦がしてしまいアウト! 2つ目は”本体”が溶けてアウト!orz 

もう、金輪際、火は使いません!(笑)私にはワックスペンという秘密兵器(?)があったではありませんか!蝋を溶かすだけなら、直火で焼かなくてもいいってことですもんね。

調子に乗って、もう1個作りました。メタルビーズが外側を取り巻くアレンジで。



3個作ったら、だいたいコツがわかりました。
綺麗に作るには数をこなして慣れるしかないですね。


デパートの展示会で、プロのマクラメ作家さんが作った、大変複雑で手の込んだ、2重3重にもフレームを取り巻いた巨大なペンダントやブレスレットを見たことがありましたが、欲しいか、作りたいか?というと、う~ん、ビミョウ・・・。私の場合、そこまで高度な技術レベルは必要なく、この程度のシンプルなものが出来れば満足です。自分が着けたいものしか作りたくないので。(^^)

ちなみに強度ですが、裏側から指で石をギューっと強く押し出したら、ポロって取れます。
所詮は糸で作るわけですから、メタルフレームのようにはいかないでしょう。

でも、ワックスコードは、とても軽いですし、金属アレルギーの人でも直接肌につけられます。ヘンプよりも繊細で、いろんな色のバリエーションがありますし、また、水に強いので着けたままプールや海に入っても大丈夫です。夏のアクセサリーにぴったりな素材だと思います。


ドイツ製カボションでピアス

2015年07月15日 | ジュエリー作品&試作品

本格的な夏がやってまいりました。 暑いです。口に出してもしょうがないのですが、暑い、、、。(汗)外に出たくない週末は、格好の制作日和です。真夏の週末はほとんどインドア活動してます。

ということで、今月、来月は、”在庫一掃月間”としたいと思います。

ついつい衝動買いした石、ビーズ、パーツがなんとなく作品にならないまま、そのまま放置してしまうことって、アクセサリー作りが趣味の皆さんには必ずご経験があると思います。我が手中に入れることがゴールになっちゃうというか、手にした途端に満足というか達成感を得てしまうのでしょうかね。

写真は、ドイツ製のガラスのルースを使ったピアスです。スワロフスキー用の既成の石座がちょうどピッタリ合いました。あわせたのは、スワロフスキーのパール風エレメント。

ピンク色のカボションは、ちょっとミルキーで、裏に金色の箔が張ってあるので、透かすとこうした柔らかいシラーのような光を放ちます。ドロップみたいでおいしそう。(笑

こちらはトルコ石風バージョン。 ガラスでこんなテクスチャーも表現できるのですね。

こちらは、パール風エレメントに、ゴールドパーツを合わせてみました。



カボションのぽってりとした優しい丸みがたまらないです。


アクアマリン x 淡水パールのネックレス

2015年07月03日 | ジュエリー作品&試作品

Just ログのつもりで・・・・。

夏が近づいてきたので、涼しそうなネックレスとおそろいのピアスを作ってみました。写真がとてもお粗末ですみません。かなり強い日差しが当たるところで撮っています。

アクアマリンのさざれ、淡水パール、そして、水晶の組み合わせです。チェインメール風に丸カンを二重使いでつないでいます。

アクアマリンのさざれは、石屋さんのバーゲンで衝動買いしたのですが、家に持ち帰ってみるとなんだか冴えない感じでした。

「残り物でも消費するか~」と重い腰を上げてこの石をアクセサリーに仕上げ、自然光の下で見てみると、あのアクアマリンが意外に雰囲気が良いのです。シーグラスのように爽やかです。


みなさんも、光線によって変わる石の持ち味を楽しんでみてください。




ワックスコード デビュー

2015年06月14日 | ジュエリー作品&試作品

ビーズステッチは少しばかり飽きてきたので、また違うカテゴリにチャレンジしてみます。

最近、プチ・ハマリ中なのが、ワックスコードを使ったマクラメ(Macramé)ワーク。

道具は使いません。ひたすら、ヒモを指で編むと言うか結ぶと言うか・・・。どんどん、ジュエリー創成期へ退行していくワタシ。地球上で最初の装飾品って、たぶん石とか木、骨、貝などをヒモで結んだり繋いだものから始まったのだろうと想像しております。

・・・で、初まくらめの作品が、上の写真のもの。マクラメジュエリーの初心者本のオマケに材料がついてきました。オマケつきの本はバリューを感じますね。本を買ったらすぐに作れる、というのは巧い戦略だと思います。(笑)

ただしメタルボタンは手持ちのもの。そして、オマケはアイボリー1色だけでしたが、正しい編み方を覚えるために、手持ちのブルーの糸を使って左右の糸の色を変えて編んでいます。

平結びの基本がだいたいわかったので、次はラップブレスに挑戦。

なんてことはない、ひたすら編み順どおりに結んでいくだけ。こりゃ楽ちん♪

あっという間にできちゃいました。なかなか楽しいです。難しくないから、リラックスして作れる。息抜きにとてもいいです。

色違いで、もう一本。

マクラメのブレスレットなら材料費もそれほどかからないし、人に気軽にプレゼントできそうな感じです。いろんな色で何本も作って、"好きな色、もってって!”てな感じ。


シェブロン・チェイン・ステッチのネックレス

2015年05月02日 | ジュエリー作品&試作品

まだまだビーズ・ステッチ続きます。今度は、シェブロン・チェイン・ステッチにチャレンジです。

(キット販売元:ビーズファクトリー


ギザギザ模様を編んでいくのですが、この作品はネックレス部分が万華鏡のような三角柱状のチューブになった凝ったデザインです。


ネックレスをねじって撮影してみたのですが、三角のエッジがあるのがわかりますでしょうか?

それにしても、こうしたキット作品のデザインを考えるデザイナーや作家さんって凄いですね。ビーズショーやデパートの展示会で作家さんの大物作品を拝見するたびにその創造力と根気の良さに頭が下がる思いです。気が短くて飽きっぽい私のような人間にとって、シードビーズを使った作品制作は以前から合わないジャンルの代表ですが、ただ時々、マゾっぽく(?!)苦手なはずのシードビーズに戻ってきて自分の根性を試したくなります。(笑)そんなときには既成キットの存在がありがたいのです。


おおるりアゲハのチャーム

2015年04月11日 | ジュエリー作品&試作品

シェイプド・ステッチのつづきです。胡蝶蘭に続いて、チョウチョに挑戦です。

(販売元:ビーズファクトリー

これだけの形を作るのに500粒以上のビーズを使っています。こんな小さな作品ですが、完成までにかなりかかりました。途中で色を変えたり増目減目していくので、ずっと作成図とにらめっこ状態です。一見難しそうですが、作業そのものは簡単です。ただ根気が要るだけです。(^^;


メタリックブルーのグラデーションが綺麗ですね。


キットの金具は、ブローチとカニカンの両方がついていて、好きなほうを選べます。

シェイプド・ステッチは、編み物に似ています。同じことの繰り返しですが、どんどん形になっていくので、モチベーションを最後までキープできます。


胡蝶蘭のチャーム

2015年04月05日 | ジュエリー作品&試作品

ビーズ・ステッチ独学修行の続きです。今回は、シェイプド・ステッチに挑戦です。

(キット提供元:ビーズファクトリー

胡蝶蘭のモティーフです。花びらと花芯の6つのパーツを作り、綴じ合わせています。

ビーズを1個1個糸に通してパーツの形を作っていきます。まったく難しくはないのですが、かなり時間がかかりました。途中で間違えてやりなおしたり、とても集中力と根気の要る作業です。


ビーズ・ステッチには麻薬的な魔力があるようです。時間を忘れるほど没頭するかと思えば、先がなかなか見えなくて挫折しそうになることもあります。でも1つの作品が完成したときの達成感や爽快感はたまりません。そう、ただの自己満足なのですが、それはマラソンや登山をやる人の気持ちに似ているかもしれません。

ビーズ・ステッチをやっていると、私が子供の頃、男の子がやるような工作やプラモデル作りに夢中だった時代を思い出し、ノスタルジックな気分になります。コツコツと時間をかけて根気よく1つのものを構築していく作業が自分の性分にすごく合ってる気がして、この先長くつきあっていけそうです。彫金などの本格的なジュエリーメイキングに取り組んでいた頃、ビーズ手芸のようなチマチマしたものは性に会わないと食わず嫌いしていた自分がとても恥ずかしいです。


「学ブレス」で、ビーズ・ステッチのレッスン (その3)

2015年03月21日 | ジュエリー作品&試作品

「学ブレス」で、ビーズ・ステッチのレッスンの最終回です。 (前号:その1、 その2

さすがに最後の2つのレッスンは、手が混んだステッチでちょっこっと時間がかかり、作り甲斐がありました。

Lesson 5: ヘリンボーンスパイラル・ステッチ


ビーズを通したコードをいくつも束ねてねじっただけのようにみえますが、そうではありません。編んでいってこの形になるのでほどけることがないのです。


最初の編み始めのパターンがなかなか理解できず、何度かやり直しました。3色のビーズが螺旋状を描き始めたのを確認したときは嬉しくてニンマリほくそ笑んでしまいました。

ちなみに、このブレスレットシリーズの6種類のうち4種類は、同梱の留め具がヒキワとチェーン(丸カン)でサイズフリーとなっていますが、私は最初から自分サイズぴったりに編んで留め具をループ&ボタンにアレンジしました。着けやすくて快適です。

本来のキットはこんな感じに仕上がります。(ビーズファクトリーさんのHPから借用


いよいよ、最後の課題です。

Lesson 6: ダッチスパイラル・ステッチ


竹ビーズ使いで、さらに二重巻きなのでボリュームのある仕上りになっています。




というわけで、6種類、作り終わりました。

学ブレスのコースはめでたく修了です。楽しかった!(^^)


「学ブレス」で、ビーズ・ステッチのレッスン (その2)

2015年03月08日 | ジュエリー作品&試作品

またブログ2ヶ月も放置してしまいました。m(--;)m

キットでビーズ・ステッチのおけいこ、その2です。(その1はこちら

Lesson 3: シェイプド・ステッチ


名前のとおり、パーツの形を表現できるステッチです。編み物の要領で増目・減目しながら形を作っていく方法を習得します。

これもキットについていたヒキワとチェーンは使わず、ビーズで輪を作り、ボタン留めにアレンジしました。パーツの数を調整して自分のサイズに合わせられます。(ビーズは多目に入っています)

最初、この色の組み合わせなんだかビミョーかしら、と思ったのですが、出来てみるとしっくりきました。パーツとパーツが、ビーズ1個だけでつながっているので心もとない感じに見えますが、近隣のビーズも含めて糸を何回か通しているので見た目以上に丈夫です。

Lesson 4: スパイラルロープ・ステッチ


これは編み始めの部分でちょっとてこずりました。作図どおりに素直に編み進めれば自然と螺旋状のひもになっていくのですが、始めは何がなんだかよくわからないのです。ビーズ・ステッチのパターンを最初に考えた人って、ほんとすごいなと思います。

留め具は、私が好きなボタン&ループのデザイン。スワロフスキーのスクエアボタンが素敵です。


「学ブレス」で、ビーズ・ステッチのレッスン (その1)

2015年01月10日 | ジュエリー作品&試作品


さて、ROSE POSYのビーズ・ステッチを学ぶ課程もそろそろ佳境に入ってきました。
MIYUKIさんからビーズ・ステッチの6種類の技法が学べる独習キットのコースが出ました。名づけて、「学(まな)ブレス」(ビーズ・ファクトリーさんで販売中)

6種類すべてを”修了”すると、ネックレスのキットがもらえる特典(応募券を6枚集めて送るともれなくもらえる)に釣られて、さっそく全種類購入しました。レッスン(?)は難易度の低いものから高いものへ、順番にマイペースで進んでいくことができます。何から始めてよいのかわからない人には最適な独習教材だと思います。お値段も1作品あたり1000円前後ですのでリーズナブルです。

Lesson1: スクエア・ステッチ


ヨーロッパの宮殿の室内装飾にありそうな、上品で可愛らしい配色。


ビーズステッチはテグスではなく、糸を使っているため編地がやわらかいので、単独で形を保てません。撮影のためにテーブルの上に立てようとしましたが、このようにグニャリンとなってしまいます。

できた!これは楽勝。(笑)次!

Lesson 2: ペヨーテ・ステッチ


シンプルなデザインはどなたにも好感がもてそう。


ペヨーテ・ステッチですが、ビーズが斜めに配置されていてクールです。こういった図案を自在に考案できるようになったら、さらに楽しいでしょうね。

キットについていた金具は、サイズ調整が可能なようにヒキワと丸カンを繋いで作るチェインでしたが、ヒキワは個人的にあまり好きでないので勝手にボタンにアレンジしました。(ボタンを留めるループの部分は写真で見えていませんが余ったビーズで編んでいます。)



お花模様のペヨーテステッチ・ブレスレット

2015年01月04日 | ジュエリー作品&試作品


引き続きまして、ビーズ・ステッチの独学レッスン。ペヨーテ・ステッチは基本中の基本。レンガのような形で規則的にビーズが並びます。

(キット販売元:ビーズファクトリー

この筒状のビーズは”デリカ・ビーズ”と呼ばれ、MIYUKIというメーカーがビーズ織り専用に開発した製品だそうです。この企業の製造するガラス・ビーズは世界的にも高く評価されており、海外へもかなり輸出されているそうです。

余ったビーズで、おそろいのリングも作っっちゃいました。ペヨーテ・ステッチはとっても簡単♪

ちなみに、上の画像でリングの台に使っているのは、ガラス製のワインボトルの”栓”です。
サイズ、ピッタリ!


ヘリンボーンステッチのブレスレット

2014年12月25日 | ジュエリー作品&試作品

ブログ投稿のジャンルを指定するたびに、いつも迷うことがありました。
それは、"手芸”か、"工芸”か・・・・?Wikipediaによる工芸と手芸の違いとは・・・・


工芸(こうげい)とは、実用品に芸術的な意匠を施し、機能性と美術的な美しさを融合させた工作物のこと。多くは、緻密な手作業によって製作される手工業品である。あくまでも実用性を重視しており、鑑賞目的の芸術作品とは異なる。

手芸(しゅげい、英: Crafts)とは、個人的に行う裁縫、刺繍、編み物などの創作活動をいう。
基本的に経済活動を伴わない家庭内での生産活動を指し、余暇活動の趣味の場合は特に「手芸」とされる。(中略)しかし、カルチャーセンターなどの設備が整った現在では、以前は難しかった彫金・彫刻、七宝焼きなどの美術工芸も素人でも製作に手を出すことができるため、手芸と捉えられることが多くなり、広義には一部の工芸を手芸に含む場合もある。


個人で営む創作が手芸、経済活動を伴うと工芸ということなのか・・・・。なるほどねぇ。自分的には、身近な素材で比較的簡単に制作できるものが手芸、それ以外が工芸だと思っておりました。
刺繍や編み物などでも、意匠性が高く、なおかつ高度な技術で制作された経済的・芸術的価値の高い作品は”工芸”に部類するようです。

さて、あくまで自分のログ(記録)的な意味で、今まで作ったビーズステッチの作品をアップしておきたいと思います。(前に、初作品として2点ほどUPしてます)ビーズステッチの技法を学習することが目的のため、ビーズ屋さんが提供するキットやレシピを使用しております。(えっと、けして私はショップの回し者ではございません。笑)オリジナル作品ではないので、このブログを見ていただいている方にはしばらく退屈な投稿が続きますが、あしからずご了承くださいませ。m(--;)m

以下は、「ヘリンボーン・ステッチ」という方法で作ったブレスレットです。
(Kit販売元:ビーズファクトリー

ビーズステッチは、織物や編み物に近い作業です。針でビーズを拾いながら模様を編んでいきます。

ビーズが斜めに並んでいくのでヘリンボーンの生地に似ています。テグスではなく糸を使うのでとてもしなやかで柔らかく、肌に沿うように心地よく着けられます。

ビーズステッチは、規則性を覚えるまでがちょっと大変で、最初の数列がなかなか思うように出来なくて何度かやり直しました。パターンさえわかってしまえば、あとはもう手が勝手に動いてくれるというか、ひたすら同じことの繰り返しですが、時間がかかるだけに出来上がったときの達成感ははんぱないです。

何につけても飽きっぽい性格の私には、ブレスレットくらいまでが限界のようです。(笑)

 


ワイヤーのぐるぐるリング

2014年12月16日 | ジュエリー作品&試作品


久しぶりのワイヤーワーク作品です。

ワイヤーをコイリングして、パールや天然石を通して作ります。これは、ホビー用品屋さんの店長さんがネットのお客さん向けにアドホックで開催した講座で教わりました。

工程説明図とかマニュアルはなく、ほとんど口伝てで、”こーやって、あーやって”、と言われても言葉では理解不能で、「先生、こうですか?」「ここはどうしましょう?」などと。いきあたりばったり作ったので、まったく同じのをもう1つ作れといわれたら、たぶん作れないです。(笑)そのときに作ったものは、ひどい出来でとても見られたものではないので、家で作り方を思い出しながら作り直したのがこれらの作品です。

なんとなく、まっとうな形になったでしょうか?(いつも自画自賛)


そういえば、最近、リングをしてる女子ってみかけなくなりましたよね。(前にも言ったか。笑)エンゲージとブライダル以外のリング、いったいどこで売れてるのか?と思ってしまうほど。今は指のおしゃれといえばネイルですし、たしかに、リングよりもネイルのほうが手指が確実に綺麗に見える。それなりにお金や時間がかかっているネイルアートを最大限目立たせたいなら、リングはむしろ邪魔な存在となるかも。とくに石がついたリングは、ネイルのキラキラデコとケンカしちゃいますしね。まして、ルビーとかサファイヤ、エメといった大きな色石をつけているヒトなど、富裕層のおばあちゃん世代以外、ほとんどみかけなくなってしまいました。いいや、私も自作リングはとっといて、おばあちゃんになったらつけようっと・・・(笑)

 


ビーズステッチ、はじめました

2014年09月23日 | ジュエリー作品&試作品

ユーキャンの通信講座を通じて基本的な技術を学んだところで、今まで長年抱いていたビーズに対する一種の偏見(笑)や苦手意識は克服したと思われ、もうしばらく続けてみることにしました。

しかしながら、やってみようといっても、いきなり何を作って良いやらわからない。基本型→応用→オリジナル、これはどんな分野の芸術や手工芸にも共通する大切なステップ。そこで、市販のキットを使って経験を積んでいけば、そのうちパターンを覚えて自分でも自在に作れるようになるんじゃなかろうかなと、お試ししてみることにしました。
キットは、作品に必要な量だけの材料が入っているので、無駄が出ないのもよいです。

まずは、シードビーズの基本の基本、テグスだけを使った小作品から始めます。
「金属アレルギーなので指輪が出来ない。」といっていた友人へのプレゼントに1つ。


天然の淡水パールとメタル調ビーズを使っているので、ぱっと見は安っぽい印象はありません。



ビーズにただテグスを指で通していくだけの作業です。途中できっちり糸を引き締めながら形を整えていくことがコツといえばコツでしょうか。



裏はレース状になっているので肌への密着部分が少なく、通気性がよいところがいいですね。そして、ボリュームのわりに、とても軽いです。夏にするリングによさそうです。ちなみに、友人はこのリングをいたく気に入ってヘビロテしてくれてまして、今度は、白とGoldのパールをご所望とのこと。私自身もほしくなったので同じのをもう1個作りました。(^^)

ビーズに関してはあまり詳しくないのですが、もっぱら日本ではテグスが主流のようですが、欧米では刺繍や裁縫と同様に、針と糸を使うそうで、昔から受け継がれてきた伝統的な編み方のパターンがあるようです。テグスは切れにくく丈夫で耐久性があるという長所を持ちますが、個人的になんとなーくチープな印象をぬぐえないのと、いかんせん扱いづらくて作業が楽しいと思えません。そこで、欧米的な?針と糸でのやり方にチャレンジしてみることにしました。

そしてまたもや、リングから。初ビーズ・ステッチです。

この編み方は、「ペヨーテ・ステッチ」というそうです。デリカビーズという円柱型のビーズを使うと、このようにきっちりと規則的に並べることができます。



テグスに比べて、とてもしなやかです!つけてみると、自分の指の形にぴったりと寄り添い、接点もなめらかで、まるでつけていないかのような心地よさです。テグスではこの柔らかさは出せません。


リングにビーズでわっかを縫い付けて、そこにじゃらじゃらパーツをぶら下げています。このパターンはいろいろ応用できそうですね。ビーズで編んだパーツと自作のメタルパーツを組み合わせても面白そうです。

針と糸を使うビーズステッチ、とても気に入りました!茶の間でテレビみたり音楽聴きながらの手慰みにもってこいです。ひととおり、パターンを理解するために、しばらくの間キットでの学習を続けてみたいと思います。

基本的には通販を利用したいと思いますが、いろんなビーズショップを物色してみて、ROSEがもっとも気に入ったのが「ビーズファクトリー」さんのショップです。しばらくお世話になります!