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ROSE POSYのハンドクラフト・ブログ

”手仕事”の楽しさをお伝えできればと思います。ROSE POSYオリジナル作品もどうぞお楽しみ下さい。

きゃっほ~♪ 憧れのパヴェリングをCADで実現! (1)

2007年05月15日 | ジュエリー作品&試作品
キタキタキタ~~! ついに来ましたよ。
夢にまで見た、

パヴェセッティングのリング!! をライノで実現だっ。< br>
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拡大したところ

金属のイメージ

通常の工程だと、凹凸のない普通の甲丸リングをワックスで作り、鋳造し て金属の状態になってから、彫金の技術で、石の受け部分(皿)と爪をタガネで彫って石を留めるのが普通の手順なのですが、CADでは その工程を鋳造前にやってしまおうという発想。まさに恐るべし!!

天然ダイヤ、特にメレーでは必ずしもパーフェ クトなプロポーションとは限らないので、実際にはこのリングも鋳造した後で、石1個1個ごとに皿穴の深さや角度の微調整が必要だと思いますが、それでも CADでここまで出来てしまうのはすごいことだと思います。

後日、PARTIIでは、WAXで切削したものと、 鋳造した状態の写真をアップしまーす。(上記は、2.0mmと1.8mmのメレを想定したデザインですが、手元に1.8mmがないので調達するまでは仕上 げはもうちょっと先になるかな。)


ジュエリーCADで、うれしはずかし、初作品!!!

2007年05月12日 | ジュエリー作品&試作品
ジュエリーCADの課題を2ヶ月位すぎたころ、校長先生に「そろそろ切削機で彫ってみましょう。これまで学んだ技術を使ってオリジナルの作品を作ってみて下さい。」と言われました。

えー?まだ課題の半分も終わってないのにもう彫ってもらえるんですかー!!(嬉々♪)

・・・で、お恥ずかしながら、記念の初CAD作品です。

 
原図のワイヤーフレーム表示


”EMAP”表示
(金属にした状態がイメージしやすい)


鋳造・仕上げ後の完成作品

切削機でのワックスの彫刻作業は先生にしていただきます。
切削していただいた肝心のワックス原型の写真を撮っておくのを忘れました。初の記念作品なのに、非常に残念!!
CADの図からいきなり上の写真のような金属になるのではなく、工程とアウトプットの流れはこんな感じ。

CADデータ→(切削機)→ワックス原型→(鋳造)→地金→(仕上げ)

厳密 には切削機で彫りあがったワックス原型は、バリをとったり、溝や穴に詰まったワックスの粉を除去したり、表面をサンドペーパーで仕上げる作業をしてから、 鋳造(キャスト)に出します。今回はリング裏側の指なじみのエッジを丸めてアールをつける方法までは習っていなかったのでワックスになってから自分でヤス リました。

幅が10mm、厚さ2mm。裏を抜いていないので重量はかなり重くなってしまいましたが、メンズリン グだったらちょうどいいかも。溝の部分に”ホーニング処理”(サンドブラストのようなもの)をやらせていただきまして、いい感じです。

まだ習い途中にもかかわらず、こうして作品に仕上げることができて、この先の課題に対するモチベーションが倍増します。

いや~、100倍くらいやる気がでました。気持ちにメリハリがつき ました。大感謝です!



藤紫の誘惑  (ブルーカルセドニー)

2007年05月05日 | ジュエリー作品&試作品


近くの家の庭に立派な藤棚があり、うす紫色の花が満開になりました。ぶどうのようなたわわな花が風で左右に揺れる姿がなんとも風雅です。

この紫といっても微妙に青みがかった色合いがとても好きです。ラベンダーカラーなどという言い方もありますが、いやちょっと違うんだな。いかにも古風な『ふじむらさき』が似合います。こんな色の石があったらなぁ、と思っていたら、あったんです。

ブルーカルセドニー (Blue Chalcedony)。 

そう、私の好きなカルセドニーの青バージョンです。
この石は多分染め(染色)だと思うのですが、ひと目惚れでした。

まさに藤紫色で、半透明。落ち着きがある中にも楚々とした色気があり、なんとなく和服の大人の女性を髣髴とさせる石です。
・・・和服の女、なんかムラムラしそうです(爆)

パワーストーンとしては精神を安定させるとのことですのが、見た目で納得。

写真ではよくわかりませんが、光線の加減でムーンストーンのようなシラー(閃光)が現れ、吸い込まれるような、なんとも怪しい雰囲気です。バックを黒にしてみると少しわかるかな・・。



この石の色合いが大変気に入り、いろんな石屋さんや宝飾展、ミネラルショーなどで血眼で探しているのですが、色が濃すぎたり白すぎたり、シラーが出ない、など、いまだに理想のものには出会っていません。

この曖昧な色は、花もそうなんですが、写真に撮るのが難しく、いろいろ工夫してもなかなか肉眼で見た色と全く同じには再現できないんです。どなたか、美しく撮る方法がありましたら教えてください。


目に青葉・・・・

2007年05月02日 | ジュエリー作品&試作品
本当にいい季節になりました。私は一年のうちで5月が一番好きです。植物から生命のパワーをいっぱいもらいます。

東京都内や近郊にはいい公園や植物園が沢山あり、この季節はそうしたところを静かに散歩をし、草花を観察するのがとても楽しみです。この季節ならではのつややかな木々の若葉や草に五感を刺激されます。

今は北向きの四畳半の和室を作業場にしていますが、いつか、自然豊かな土地に移り、よく日が当たり風が気持ちよく吹きぬける板葺きのアトリエで、窓の緑を眺めながらまったりとジュエリーを作ることが私の夢なのです。


「碧(みどり)」
(グリーンアゲート) 

グリーンアゲートは、緑色のメノウのことです。メノウは石英の細かい結晶が塊状になったカルセドニー(別名:玉髄)という鉱物の一種で、原石の形がウマの脳に似ているので”瑪瑙と呼ばれたそうで、

古くはローマ時代から宝石として用いられてきました。メノウは通常、鉱石の切り口が縞模様になっていて、縞目を活かす場合もあれば、上記のようにプレーンな一色のみでルースにすることもあります。オニキスやカメオなんかは皆さんもよくご存知でしょう。

アゲートやカルセドニーの仲間は、実にさまざまな色合い、模様、透明度のものがあり、温かくて素朴な感じがする、私の大好きな石たちです。


ドールハウス用のティーポット

2007年04月29日 | ジュエリー作品&試作品

ドールハウスの制作を趣味にしている友人から、「ティーポットをシルバーで作って欲しい」という注文がありました。

ドールハウスの小物は、ほとんどどんなアイテムでも市販されていて、ティー・セットも例外ではありません。にもかかわらず、彼女はシルバー製のポットは売っていないので是非に・・・ということで、受けたまわった次第です。

装身具しか作ったことがない私にしては、かなりのチャレンジングな仕事です。細かい注文が一切ないため、デザインはかなり悩みました。

いろいろ調べて、結局行き着いたのは、縦型のシンプルなポットでした。いろんな情報ソースから得た意匠を組み合わせて作りました。フタは紛失しないよう、蝶番で本体と一体型にしました。


ワックスの状態(縦は2cm位)


完成形。フタを開いた状態

ドールハウスのパーツでも、大量生産のプレスした金属製のアイテムはありますが、これはまさしく世界でたった一つの一点もの。しかもフタの取っ手はオニキスです。

友達がドールハウスのお仲間に「これはね・・・」と得意げに説明している姿を勝手に想像して、ひとりで嬉しくなってしまいました。
このティーポットとおそろのシュガーポットとかミルクポットの注文も来るかな。。。。



かわせみが教えてくれたこと

2007年04月29日 | ジュエリー作品&試作品
すみません。ブログ始めたばかりのもんで、あちこちと話題が飛んでしまいます。ジュエリーにまつわる思い出話をひとつさせてくださ い。


『カワセミ』(ブローチ)

私は鳥が好きで、写真集で「カワセミ」という美しい小鳥がいることを知り、どうし ても実物が見たくなりました。

あるとき、たまたま善福寺池公園を散歩していると、池の一角に黒山の人だかりがで きていました。アマチュアの野鳥カメラマンたちでした。

初老の男性に、「何を撮っているのですか?」と尋ねる と、「カワセミですよ。お気に入りの止まり木があって、いつも同じ時間に休憩に来るのです。私はもう充分撮りましたから、どうぞ。」と、ご親切にも私に見 学の場所を譲ってくれたのでした。

このカワセミ君、”パパラッチ”たちをものともせず、平気で池に突き出た枝に止まって、くつろいでいました。 時々、池に急降下&ダイビングしてお魚を獲ったりもしていました。かなり人慣れしているようです。
私も裸眼ではっきり、その瑠璃色の 美しい姿を拝むことができました。仕草がとても愛らしく、まさしく宝石のような鳥です。

ちょうど、その時私は、彫金の基礎技術の中間課題に悩んでいました。糸鋸引きにはじまり、板同士のロウ付け、シャカ玉、銀粉溶かし、 鎚目、ブローチピンの取り付け、いう複数の新しい技術を1つの作品でクリアせねばなりませんでした。

はっきり 言って憂鬱でした。2週間何もする気が起きませんでした。その苦手意識を吹き飛ばさんがために、作品のモチーフに、「カワセミ」を選ぶことにしたのでし た。

憧れの鳥、大好きな鳥ですから、とにかく張り切りました。端材で何度も何度も練習してから本番に取りかかり ました。アドレナリン出まくりの時って、人はあまり失敗しないもんなのですね。いくつものやり直しがきかない工程をどんどん難なくクリアしていくことがで きました。

 

その当時の私の場合、 『与えられた課題をひとつも失敗しないで成功させること』、ということが大変なプレッシャーでした。その”邪念”がデザインの自由な発想や自信を奪ってし まっていたのでした。いかに要領よく課題をクリアするか、ということばかり考えていたので、なかなか作品のデザインが決まらなかったのです。< br>
しかし、「大好きなカワセミを作品にするぞ!」という目標が出来た途端、憂鬱な宿題は、チャレンジングな楽しい創作活動 に一変したのです。

ものづくりの基本は、楽しむこと、につきますね!



ハート&アラベスク・ペンダント (インカローズ)

2007年04月28日 | ジュエリー作品&試作品
春色をテーマにしたジュエリーのお話、第4弾です。


ハート&アラベスク ペンダント
(インカローズ)


ピンク色の石をテーマにしてきましたが、忘れちゃいけないのが、インカローズです。

インカローズは、鉱物名はロードクロサイト(rhodochrosite)と呼ばれ、語源はギリシャ語のバラを意味するRhodonと、色の意味のchromからきています。(南米ペルーからアルゼンチンでよく産出されるので、”インカ”のローズなのかな?)

またしてもバラ!そう、ROSE POSYは、”バラの花束”という意味ですから、バラ色の石とは切っても切れない縁なのかも。

パワーストーンとしてのインカローズは、まさに情熱を呼び覚まし、バラ色の人生をもたらす石だそうです。

実は、写真のペンダントは私が彫金学校に行き始めて、初めての石入りの作品なのです。

彫金は最初のうちは、道具使いに慣れるための練習ばかりで、正直、地味でしんどい上に、なかなか上達せずに失敗ばかりで、飽きっぽく根気のない私はもうやめちゃおうかとまで思ったほどでした。

しかし、はじめてアクセサリーらしい作品を完成したことで、自信がつき、モノ作りへの情熱が呼び覚まされたのでした。インカローズが私にパワーをくれたのだと思います。

初めて使う石として、あまたある石の中からインカローズを選んだのは本当に何かの因縁だと思います。いや、インカローズが「私を選んで!」とテレパシーを送っていたのかも?!

後から先生に指摘されたのですが、インカローズはモース硬度4という非常にやわらかい石なので取り扱いには注意がいる石とのこと。石留めも慎重にやらないと割れてしまうのです。それを知らなかった私は、はじめての覆輪(ふくりん)留めで、手加減もわからずガンガンと思い切りよく、爪をたたきまくっていたのでした。こんな乱暴な作業に、このインカちゃん、よくぞ耐えたものです。

もし、ここで石が割れていたら、おそらく彫金から挫折してしまっていたかもしれません。

そんな思い出の作品でした。



恋待ちバングル (ロードナイト)

2007年04月27日 | ジュエリー作品&試作品
春色ジュエリー特集、第3弾です。

 
バングル (ロードナイト)

センターストーンは、深みのある落ち着いたピンク色の石を用い、サイドにはアイビーをあしらっています。

このバングルで使用したのはロードナイト(Rhodonite )という石です。和名は、”薔薇輝石”。ギリシャ語の”バラ”が語源です。

ロードナイトは、ローズクォーツ同様に、恋愛を呼ぶ石とされています。この石をつけていると、優しく愛情豊かな人になり、潜在的な魅力を引き出してくれるといいます。

私は、ストーン本来が持つパワーに加えて、色彩が人に及ぼす心理的な効果にも注目しています。

女性なら誰でもロマンティックなピンク色のものを身につけると、なんとなく明るく華やいだ気持ちになり、内面から輝けるのではないでしょうか。また、満開の桜の花は、古今東西、老若男女問わず、人々を幸せで楽しい気分にさせますよね。

実際に、ピンク色の洋服を身に着けると、内分泌系が活性化され、肌に張りが出て、若返り効果が見られる、という実証結果があるそうです。「気は心」であり、色が持つそんな効果を活用しない手はありませんね。


さくら色のペンダント (ローズクォーツ)

2007年04月25日 | ジュエリー作品&試作品
春色のジュエリーです。
桜のように淡い色のミルキー・ピンクのローズクォーツを使ってみました。  

 

  
桜色のペンダント(ローズクォーツ)

どこを作ったの?と言われそうですね。すみません、m(^^;)m 作ったのは”ツキサシ(石の 頭にのっているパーツ)”だけです。石をつぼみに見立てて、ガク部分をワックスでつくりました。

ローズクォーツは恋愛成就の石。
この石をまとう女性に素敵な出会いがありますように!


桜のペンダント ~桜珠(さくらだま)~

2007年04月23日 | ジュエリー作品&試作品
桜の季節は日本人の誰もが気持ちの華やぐシーズンのようです。 今は、東北以北で桜の季節ですね。

私もこの季節になるとじっとしていられません。 そろそろ桜の季節だからといって、開花の前から桜の何かを作りたいという気分にはなれず、一生懸命咲いている桜を目の当たりにしてようやく創作心を揺す振られます。そうして制作が完成した頃にはすでに花が散ってしまっているのですよね。(笑)  

 

写真は去年制作したものの1つです。今年の桜の花と一緒に写すことができました。



名づけて、『 桜 珠 (さくらだま) 』。



中空の球にランダムに桜の花を抜いています。この”ランダム”がミソ。そして、球につなぎ目はありません。そう、もうおわかりかと思いますが量産が出来ません。一点一点、時間をかけて丁寧に制作します。


この”珠"シリーズ、これから季節のいろいろなモチーフで登場しますのでお楽しみに。