つばた徒然@つれづれ津幡

いつか、失われた風景の標となれば本望。
私的津幡町見聞録と旅の記録。
時々イラスト、度々ボート。

着々と雪に備えし津幡町。

2011年11月26日 08時32分30秒 | 日記
今日は久しぶりに晴れの予報だが、きのうまで日本列島上空の気圧配置は西高東低。
典型的な冬型だった。
夜には、ハンドルを握っている時に、霰と遭遇。
タイヤの履き替えを考えなければと実感する。

そんな、白くなった路面を走った今週火曜日・11月22日、
二十四節季で言うところの「小雪(ショウセツ)」を迎えた。
小雪は、立冬を過ぎ冷え込みが厳しくなり、僅かながら雪が降り始める頃を指す。
次の暦は「大雪(タイセツ)」。
いよいよ雪が降り積ってくる頃を指し、来月・12月7日に迎える。
各地の平年の初雪は、北海道や東北地方は小雪の前。
東北の南部から北陸、そして山陰にかけては、小雪と大雪の間が多い。
そろそろ石川県でも初雪が降る可能性が高いという事だろう。
散歩中に、あちらこちらで雪への備えを目にする機会が増えた。

「冒頭の一枚」は、津幡駅に停車中のラッセル車。
雪を掻き分けるブレード(排雪板)を装着する前の整備段階ではないかと思う。
11月に入り、日本海側から「ラッセル車点検始まる」とのニュースが届いていたが、
津幡町も同様だ。
積雪量は減少傾向とはいえ、有事への対応は怠りない。

「次の一枚」は、勾配のある橋に備え付けられた融雪剤。

 

雲の多い空。
少し錆が浮いた欄干。
看板。
融雪剤の周辺の景色は、2010年12月4日に撮影・投稿した時と同じ。
ただ、前回は背景に写っていた津幡小学校の旧校舎が消えたのが寂しい。

「次の一枚」は、雪吊り作業。

 

ちょうど枝葉の陰になってしまい分かりにくいが、
腕を伸ばした植木職人さんが、縄を張っているところである。

落葉樹が葉を落とし固い芽を結ぶように。
動物たちが命をつなぐために眠るように。
人間も冬特有の営みがあるのだ。
コメント
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