つばた徒然@つれづれ津幡

いつか、失われた風景の標となれば本望。
私的津幡町見聞録と旅の記録。
時々イラスト、度々ボート。

教訓を活かし、津幡町に佇むオートマチック・ベンダー・マシーン。

2011年11月18日 23時17分17秒 | 日記
ソフトドリンク。
アルコール飲料。
アイスクリーム。
アダルトグッズ。
ポップコーン。
ハンバーガー。
かき氷。お菓子。おもちゃ。
麺類。煙草。下着。花。虫。

こうして書き連ねてみるとコンビニの品揃えのようにも思えるが、
全て「自動販売機」で購入可能なものばかりを並べてみた。
僕が知らないだけで、きっと他にも色々なアイテムがあるのだろう。
日本は世界一多彩な自販機文化を持つ国だ。
また、これまで度々投稿してきたが、
特に飲料分野は品目の入れ替えによって季節感をも醸し出す。

そして「今日の一枚」…先日の散歩中経路に立つ自販機は、
「Type 20110311」とでも呼ぶべき1台。

サントリーの商品を販売しているのだが、次の画像を見て欲しい。
 
『緊急時飲料提供ベンダー』である。

全体の60%が水分で出来ている人間にとって、
喉の渇きは「死」のイメージを喚起させる状態だ。
「力石徹」の例が示すとおり、飢えよりも渇きの方が酷。
非常時の苦しみを取り去って命を繋ぎ、荒んだ心を癒すため、
「東日本大震災」の教訓を活かして据え付けられた自動販売機なのである。

更にエコだ。
 
冷却庫室で発生した熱を回収し、加温庫室で活用。
省エネを意識したシステムを搭載している。
災害対策と効率重視。
日本・北陸の片田舎にも、
21世紀に入り10年が経過した今時の自販機が拡大しているのだ。
コメント
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