終点の船着き場に到着してからも、簡単には下船できません。既に何度も一時的に迷子が出ているので、ガイドも必死です。市街地ならともかく、こんなところで迷子になられたら、目も当てられません。船内放送のマイクを握り、日本語でまだ絶対に下船しないように、最後に指示に従ってまとまって下船するようにと、繰り返し放送します。
三峡ダムに向かう前に、まずは昼食です。しかしバスには乗ったものの、道路の込み具合が半端ではありません。車が多い上に片側一車線しかないところへ大型バスが駐車していたりするので、簡単には前に進むことが出来ません。かと思うと、停車しているバスの尾部と私たちが乗るバスの前部の間に斜めに突っ込んできた乗用車があったりして、更に状況は困難を極めます。地面を這って行っても同じくらいの時間で着けそうな位のスピードでしか進まないバス。ようやく目指すレストランに到着したと思ったら、そこは私たちが乗車した地点から200メートルも離れていない近場だったのでした。
昼食そのものはまあまあと言って良いでしょう。川魚の小魚も、フライになっているので、独特の泥臭さが消えて、おいしくなっています。しかし見ていると、先日出発時にいったん乗ったバスをまた降りてトイレに行き直していた頻尿のお爺さんが、しっかりとビールを注文して、おいしそうに飲んでいます。以前、絶対にバスが止まれない区間で尿意が限界に達してひどい目に会ったと漏らしていたのに、このゆとりは何なのでしょう。もちろん私は飲みません。自分が恥をかくのは良いとしても、皆さんにご迷惑をおかけしてしまいます。飲みたくなる気持ちは分かります。とにかく真夏日なのです。暑いのです。
昼食の次はいよいよ三峡ダムです。ダム見学のための入り口自体が、既に大きなビルディングとなっています。ゴールデンウイークの人出のため、ガイドが必死でハンドマイクで叫んでいるものの、まったく声が聞こえません。やっとのことで入り口を過ぎると、これまたダム近くまではバス移動。ガイドが気を利かせて、私たちが全員一台のバスに一緒に乗れるように交渉してくれたのですが、中国人の若者が何事もなかったかのように、私たちの列の先頭に割り込んできます。彼らには悪意のかけらも無く、普段通りに行動しているだけなのですが、それだけに中国人の民度の低さを露呈されたようで、情けなくなります。
気温は既に30℃、快晴。ダムに向かう途中、前方から職員と思しき男性が、両腕でバツ印を作りながら走って来ます。どうやら既に駐車場が満杯となっており、途中で交通をいったん止めておこうという指示のようです。しかし、私たちの横を乗用車が何事もないかのように追い抜きをかけていきます。さすがにこれは職員に停止させられていました。どうせならバス乗り場と連絡を取り合って、バスの発車そのものを遅らせれば良いと思うのですが、バスはバス、駐車場は駐車場で、横の連絡はないものと見えます。
駐車場から三峡ダムまでは、長いエスカレーターを乗り継いで上って行きます。もちろん下りエスカレーターは無く、上りだけです。
三峡ダムに向かう前に、まずは昼食です。しかしバスには乗ったものの、道路の込み具合が半端ではありません。車が多い上に片側一車線しかないところへ大型バスが駐車していたりするので、簡単には前に進むことが出来ません。かと思うと、停車しているバスの尾部と私たちが乗るバスの前部の間に斜めに突っ込んできた乗用車があったりして、更に状況は困難を極めます。地面を這って行っても同じくらいの時間で着けそうな位のスピードでしか進まないバス。ようやく目指すレストランに到着したと思ったら、そこは私たちが乗車した地点から200メートルも離れていない近場だったのでした。
昼食そのものはまあまあと言って良いでしょう。川魚の小魚も、フライになっているので、独特の泥臭さが消えて、おいしくなっています。しかし見ていると、先日出発時にいったん乗ったバスをまた降りてトイレに行き直していた頻尿のお爺さんが、しっかりとビールを注文して、おいしそうに飲んでいます。以前、絶対にバスが止まれない区間で尿意が限界に達してひどい目に会ったと漏らしていたのに、このゆとりは何なのでしょう。もちろん私は飲みません。自分が恥をかくのは良いとしても、皆さんにご迷惑をおかけしてしまいます。飲みたくなる気持ちは分かります。とにかく真夏日なのです。暑いのです。
昼食の次はいよいよ三峡ダムです。ダム見学のための入り口自体が、既に大きなビルディングとなっています。ゴールデンウイークの人出のため、ガイドが必死でハンドマイクで叫んでいるものの、まったく声が聞こえません。やっとのことで入り口を過ぎると、これまたダム近くまではバス移動。ガイドが気を利かせて、私たちが全員一台のバスに一緒に乗れるように交渉してくれたのですが、中国人の若者が何事もなかったかのように、私たちの列の先頭に割り込んできます。彼らには悪意のかけらも無く、普段通りに行動しているだけなのですが、それだけに中国人の民度の低さを露呈されたようで、情けなくなります。
気温は既に30℃、快晴。ダムに向かう途中、前方から職員と思しき男性が、両腕でバツ印を作りながら走って来ます。どうやら既に駐車場が満杯となっており、途中で交通をいったん止めておこうという指示のようです。しかし、私たちの横を乗用車が何事もないかのように追い抜きをかけていきます。さすがにこれは職員に停止させられていました。どうせならバス乗り場と連絡を取り合って、バスの発車そのものを遅らせれば良いと思うのですが、バスはバス、駐車場は駐車場で、横の連絡はないものと見えます。
駐車場から三峡ダムまでは、長いエスカレーターを乗り継いで上って行きます。もちろん下りエスカレーターは無く、上りだけです。