カワサキの真打を自認する、仲間のthiraiさんが、
そのブログで、『カワサキプラザ明石の終焉に思う』 と題して連載している。
これが作られた時代の回想』も含め、
『イヤー寂しさと・悲しみが何故お客様に愛されたプラザが閉鎖なのか?、
色々問題はあるのでしょうが、天下のカワサキが頑張って継続出来ないとは・・・、初代コース管理者?としては残念です。』
と言うのは偽らざる実感だろうと思う。
私自身もこの問題に関連した、昔話を思い出しながら過去を振り返って、想いの一端を述べてみたい。
カワサキの単車の歴史は、決して平坦なものではなかった。
赤字の連続で、川重のお荷物であった時代も長く続いた。
そんな苦しい時代の中で、中大型車を中心に扱っているカワサキには、
二輪車の安全運転に対する期待も非常に厳しい時代でもあったのである。
その時代をご存知でない方も居られるかと思うが、
今の二輪教習場のある場所は、従業員の通勤車輌の駐車場だったのである。
80年代前半、当時の故前田安全運転本部長の強引とも思える英断で、駐車場を移転し安全運転コースを作ったのである。
それが、その時代企業の社会的責任の一つとして、カワサキが唯一業界に言えた安全運転の施策だったのである。
その直後、カワサキの単車はその存亡の危機とも言われて、
本社から故大庭さんが再建屋として、1983年7月に本社から来られることになったのである。
その番頭役の企画を私は命じられた、そんなもっとも厳しい時期であった。
当時のカワ販の本社も工場内にあったのだが、
販売会社が工場内にあるのでは、マーケッテングマインドも育たない。
少なくとも当時の正門前の外に出るべきだと当時の社長の大庭さんは決断されたのである。
そしてその本社の1階はショールームにしてユーザーに開放するということでスターとしたのである。
決して、楽な時代ではなくて、
ひょっとしたら、今よりは数段苦しい時代ではなかったかと思う。
そんな時期に、一つの理念を持って大庭さんは、判断されたし当時の私の直接の上司高橋さんも、勿論私もそれを支えたのである。
事業にとって損益は非常に大きい要素であることはよく解る。
その事業は、いかなる理念で展開されているのか?
苦しい時代にも、貫き通した企業理念や
今、世に発表している『ミッションステートメント』は、もっとも根幹的なこととして大事にして欲しいと思っている。
その中で謳われている『カワサキバリュー』は次の通りである。
<価値創造>
グローバル規模での社会・顧客の価値創造をカワサキバリューとする
<独自性>
独自性・革新性・先進性をカワサキバリューとする
単なる、赤字、黒字の数字計算ではない、
企業のミッションを忘れないで欲しいと、OBの一人として切に、願うものである。
この『ミッションステートメント』どれくらい社内に浸透しているのだろうか?
社会顧客の価値創造に貢献する。
こんなカワサキが目指すカワサキバリュー創造のミッションステートメントは素晴らしいと思っている。
この7月にスタートしたNPO Good Times にも、ぴったり当てはまるものである。
平井さんも、
今回、プラザ明石の閉鎖で退職するタッチャンも、
このNPOの仲間である。
タッチャン、渡部達也君は副理事長を引き受けてくれている。
三木以外に、東京のほうも、『潮流発電』も忙しくなりそうなので、
みんなと協力して、
独自性、先進性、革新性を発揮して、『社会の価値創造』に貢献したいと思っている。
最後までお読み頂いて有難うございました。
お手数ですが、ちょっとクリックして頂けますか?
そのブログで、『カワサキプラザ明石の終焉に思う』 と題して連載している。
これが作られた時代の回想』も含め、
『イヤー寂しさと・悲しみが何故お客様に愛されたプラザが閉鎖なのか?、
色々問題はあるのでしょうが、天下のカワサキが頑張って継続出来ないとは・・・、初代コース管理者?としては残念です。』
と言うのは偽らざる実感だろうと思う。
私自身もこの問題に関連した、昔話を思い出しながら過去を振り返って、想いの一端を述べてみたい。
カワサキの単車の歴史は、決して平坦なものではなかった。
赤字の連続で、川重のお荷物であった時代も長く続いた。
そんな苦しい時代の中で、中大型車を中心に扱っているカワサキには、
二輪車の安全運転に対する期待も非常に厳しい時代でもあったのである。
その時代をご存知でない方も居られるかと思うが、
今の二輪教習場のある場所は、従業員の通勤車輌の駐車場だったのである。
80年代前半、当時の故前田安全運転本部長の強引とも思える英断で、駐車場を移転し安全運転コースを作ったのである。
それが、その時代企業の社会的責任の一つとして、カワサキが唯一業界に言えた安全運転の施策だったのである。
その直後、カワサキの単車はその存亡の危機とも言われて、
本社から故大庭さんが再建屋として、1983年7月に本社から来られることになったのである。
その番頭役の企画を私は命じられた、そんなもっとも厳しい時期であった。
当時のカワ販の本社も工場内にあったのだが、
販売会社が工場内にあるのでは、マーケッテングマインドも育たない。
少なくとも当時の正門前の外に出るべきだと当時の社長の大庭さんは決断されたのである。
そしてその本社の1階はショールームにしてユーザーに開放するということでスターとしたのである。
決して、楽な時代ではなくて、
ひょっとしたら、今よりは数段苦しい時代ではなかったかと思う。
そんな時期に、一つの理念を持って大庭さんは、判断されたし当時の私の直接の上司高橋さんも、勿論私もそれを支えたのである。
事業にとって損益は非常に大きい要素であることはよく解る。
その事業は、いかなる理念で展開されているのか?
苦しい時代にも、貫き通した企業理念や
今、世に発表している『ミッションステートメント』は、もっとも根幹的なこととして大事にして欲しいと思っている。
その中で謳われている『カワサキバリュー』は次の通りである。
<価値創造>
グローバル規模での社会・顧客の価値創造をカワサキバリューとする
<独自性>
独自性・革新性・先進性をカワサキバリューとする
単なる、赤字、黒字の数字計算ではない、
企業のミッションを忘れないで欲しいと、OBの一人として切に、願うものである。
この『ミッションステートメント』どれくらい社内に浸透しているのだろうか?
社会顧客の価値創造に貢献する。
こんなカワサキが目指すカワサキバリュー創造のミッションステートメントは素晴らしいと思っている。
この7月にスタートしたNPO Good Times にも、ぴったり当てはまるものである。
平井さんも、
今回、プラザ明石の閉鎖で退職するタッチャンも、
このNPOの仲間である。
タッチャン、渡部達也君は副理事長を引き受けてくれている。
三木以外に、東京のほうも、『潮流発電』も忙しくなりそうなので、
みんなと協力して、
独自性、先進性、革新性を発揮して、『社会の価値創造』に貢献したいと思っている。
最後までお読み頂いて有難うございました。
お手数ですが、ちょっとクリックして頂けますか?
だから、僕もできることから頑張りますが、rfuruyaさんや「The Good Times」の活動、そして、そこから繋がった皆様の理念ある活動をとても応援しています。
夢やビジョンがなさ過ぎます。
仮にあっても、紙に書かれたものだけで実践されません。
苦しいときにこそ、原点に戻ってそこからスタートすべきです。
The Good Times の基本コンセプトにも、それを引き継いでいます。
ミッションステートメントの最後の行は、その行動指針として、
『誇りと喜びを共有する、「チーム・カワサキ」の良きメンバーとなる』
と書かれています。
みんなOBたちですが、半分はカワサキのメンバーです。
「チームカワサキ」の良きメンバーの一人になりたいと思っています。
今後とも応援をよろしくお願いします。