★カワサキが二輪事業に本格的に乗り出した昭和36年(1961年)から二輪車とのお付き合いが始まった。
未だに二輪に関係する人達が周りにいっぱいいるので、
『私と二輪との関係』は、もう50年を越えようとしているのである。
私自身は、二輪車の大型免許も持っているし、乗れと言われたらちゃんと乗ることも出来るのだが、
自分でバイクを持った経験もないし、
レースなどにも長く関係したので、いろんな方とのお付き合いだけはあるのだが、技術的なことなどは、サッパリ解っていないのである。
そんな私だが、
未だに『二輪車新聞』や『ベタータイムス』といった業界紙や専門雑誌などが我が家に送られてくるものだから、何となく二輪業界の事情にも通じているのではある。
昨日も『別冊モ―タサイクリスト』が送られてきた。
その特集記事が 『過給機』だったのだが、その『過給器が何たるや』は全然理解できなくて、
読んでみたら『スーパーチャージャー』や『ターボ』など耳にしたことのある言葉が出てきて、『空気を過剰に送り込んで馬力を上げるシステム』だと言うことは初めて知ったそんなレベルなのである。
★最近は、ネットの世界をベースに、バイクの好きな人達との交流も多くて、
バイクの好きな人達は、なかなかナイスガイが多いのだが、
世間一般には、バイク乗り=『グッドライダース』として認識されている かと言うと、そうでもない『ちょっと特殊な人種』と思われている節がある。
大体『イメージ』などと言うものは、『いいイメージを創る』のは、時間も掛るしムツカシイのだが『悪いイメージ』は簡単に出来あがってしまうのである。
学校が『三ナイ運動』みたいなものをやるものだから、余計におかしくなってしまったのである、
50年も自分と付き合ってきた『二輪のイメージ』を何とかよりよいものへならないものかと、
昨年あたりから、『二輪文化を伝える会』や『KAWASAKI Z1 FAN CLUB 』などの活動の支援なども始めているのである。
Facebook の中に、二輪文化を語る会 と言うグループがあって、その数500人に近いのだが、
そこに投稿される記事など見てると、なかなか二輪の世界もいいのである。
海外でもなぜかカワサキはこんなに熱烈なファンがいるのだが、、バイクはバイクらしい何となく大人の雰囲気を持ったところとか、
それを操るライダーの個性みたいなものに、私自身は魅せられていて、
別にバイクには詳しくはないのだが、二輪の世界には愛着があるのである。
これはバイクの広報ではなくて、
YAMADA HOME のカタログからだが、
こんな写真に使われるのが、外車の方がしっくりくるところに、問題があるのだと思っている。
★そんなことで、
来年にはNPO The Good Times の中に、『Good Riders Association』というプロジェクトを立ち上げる計画がある。
前述の『二輪文化を語る会』などがベースなのだが、
昨今は、海外とも実際に具体的な繋がりが出来てきたことから、
世界の人にすっきりと理解して頂けるネーミングの方がいいのかなと思ったりしているのである。
そんなに大袈裟なことではなくて、
50年以上も付き合ってきた『二輪の世界のイメージ』が少しでもいい方向になればと、思っているだけなのである。