ニッカウヰスキー創業者竹鶴政孝さんとスコットランド人の妻リタさんをの生涯を描いたNHKの連続ドラマ「マッサン」。物語は佳境に入ったが、「もう一人のマッサン」ともいえる人物がいる。土佐出身の男爵川田龍吉だ。
と、
こないだ
西日本新聞に気になる記事が載っていました。
川田龍吉さん?
やはり、スコットランドの女性と恋に落ちた方なのです。
川田龍吉さん
▼明治の初め、英国で船舶技術を学び、日本の造船業発展に貢献した。後に北海道で農場を開き、欧米から導入したジャガイモの栽培に取り組んだ。その品種は「男爵イモ」として知られる
▼マッサンとの共通点は、英国留学で得た知識で新しい産業を育てようとしたこと。北海道が第二の故郷。そして、スコットランドの女性と恋に落ちたことである
▼龍吉の死後、農場から100通近い手紙の束と一房の金色の髪が見つかった。留学中に知り合ったジニー・イーディーから送られたものだ。ジニーを残して帰国した龍吉は、結婚を認めてもらおうと父親を必死で説得する。だが国際結婚が困難な時代。許しは得られず、親が決めた女性との縁談が進む
▼龍吉からの知らせを待ちわびるジニー。キスマークを表す「×」印が増えていく手紙には、龍吉を思いやる優しさと切ない恋心がにじむ。やがてつらい別れが。「サムライに恋した英国娘」(伊丹政太郎、アンドリュー・コビング著、藤原書店)に詳しい
▼龍吉が中央での名声に背を向け、後半生を北海道での農業にささげたのは、その地がジニーと歩いたスコットランドの田舎の風景とよく似ていたからともいわれる。
=2015/03/10付 西日本新聞朝刊=
ここで、再確認なのですが、
スコットランドと北海道って、ほんとによく似ています。
左がスコットランド、右が北海道
面積:7万8000平方km 8万3000平方km
人口:約530万人 約540万人
人口密度:65.9人/平方km 65.2人/平方km
GDP相当:20数兆円 18兆円
主要産業:石油、ウイスキー、観光 灯油、ウヰスキー、観光
それから、スコットランド民謡も
旋律がどこかなつかしく、
“悲しみの水辺” しかり、“蛍の光”しかり、“故郷の空”しかり、
聴いていると ほっと。します。
このサイトで、たくさんの「スコットランド民謡」が聴けますよ。
結局、この川田さんは、スコットランドに残してきたジニーさんと
結ばれることはなかったのですね。
時代は、明治。
竹鶴さんの時代よりも 国際結婚は もっと
むずかしいことだったのでしょうか。
ジニーさんからのラブレター
男爵イモ。
今度、使うときは、
ちょっと、おセンチになりそうです。
・・・
ヨーロッパではよく見かける光景ですが
この方が再現された人なのですね
恋人と結ばれなかったのは悲しいですね
昨日、旦那が マッサンの「竹鶴」ウキスキー買ってきました。
ミーハーです(笑)
読者登録ありがとうございました。嬉しかったです。ありふれた話題ばかりですが、時々覗いていただけたら光栄です。
マッサン、朝ドラ観ています。
北海道ではマッサングッズ?お菓子やウイスキーがお土産として売っておりました。
倉敷アイビースクエアでは、マッサンロケが行われたようで、写真が貼ってありました。
ブログの更新、楽しみにしております。
これからも宜しくお願い致します。
スコットランドは知らないけれど、ジャガイモ畑は知っていますよ。花の時期はとてもきれいなんです^^
したっけ。
そして、そんな物語があったのですね。
北海道の旭川、美瑛に行った時
確か一面ジャガイモの花が咲いていました。
可愛くて感激したのを思い出しました。
2月に札幌へ行ったとき、NHK札幌はマッサン効果で盛り上がっていました。
明治時代、海外へ出ることすら大変な時期、
国際結婚なんて、考えられない時代だったのでしょうね。
切なくなりました。
スコットランドに似た北海道で
川田龍吉さんはどう思いをはせていたのかと思うと・・
男爵イモの由来を調べた時
知ったのですが
す~っかり忘れてました。
マッサン 見てるのに
全然思い出さなかったです。 トホホ..
今まで知らなかったです。
男爵イモもこのお方が栽培されたんですね。
なんでこの名前なんだろう?って思ったことはあったなぁ・・・
好きな人と結ばれなかったのは残念でしたね・・・。
もう一人のマッサンは結ばれなかったのかー時代ですね