朝に、
朝ドラを観るのは、久しぶりです。
たいだい 今までは お昼の再放送を観たり、夜の再々放送を観たり、でした。
朝、7時58分、テレビの前にスタンバイ。
そうなんです!「ひよっこ」の、
オープニング映像にくぎづけなのです。
みね子ちゃんが集団就職で茨城から上京する時代は、1960年代。
オープニング映像は、その頃の日本の風景をポップに表わしています。
なんて!なんて!
素晴らしいんでしょう。
まず、
タイトルのこの「ひよっこ」が、
(黄色いところは、ほら“ひよこ”ですよぉ。)
オレンジ○のところにある!!のを見つけた時、すごく感激したのですが
なんと、なんと、
歴代朝ドラのタイトルも!隠れているのですよ。
見て~見て~。
すごい。すごい。
1960年代の風景は、やはりノスタルジックな用具を使って表現してあるわけですが、
若い方は、ちょいと、わからない?のではないでしょうか。
こほん。おばちゃんが説明していきましょう。
畳が田んぼです。縁はあぜ道。
赤い服の少女に注目ですよ。
この子が、ボンネットバスに乗って、都会へと、出かけるのです。
このボンネットバスに、赤い服の少女は乗っています。
ボンネットバスなんて、ああ~なつかしい。
ふるさとの西鉄バスは、淡いグリーンの車体でした。
靴ブラシの稲穂も、ほんと本物に見えますよね~。
少女を乗せたバスは、進みます。
山々は、おにぎりです。
バスから、電車に乗り換えたのかしら。
原っぱは、グリーンのセーター。
山々は、麦わら帽子と毛糸玉です。
海が見えてきました。
釣り人がいます。これは、洗濯機ですよ。
青い波は、洗濯機から出てくる布。
こんなふうに、ぐるぐる巻いて、洗濯物をしぼったのです。当時の洗濯機。
大きな列車がホームに着きました。
ホームには、少女もいますね。
ほら、階段は板ガムです。
東京の町並みが見えてきました。
大きなビルは、花柄の炊飯器。
花柄は、当時 とってもお洒落でした。
あら。
赤い服の少女が、夜の街に登場です。
誰かと、待ち合わせかな。
1964年 東京オリンピック。
聖火ランナーに声援を送る人々。
観客席は、タイプライターですね。
赤い服の少女も、この街に住んでいるのかしら。
団地が見えます。
そろばんです。
ドラマの主人公みね子ちゃんは、トランジスターラジオの工場で働いています。
工場内の様子は、本物のラジオの内部です。すごいなあ。すごいアイデア!!!
東京タワーは、一升瓶。
夕焼けに染まる東京の街並み。
美しいですね~、うっとりとり。
この素晴らしいオープニング映像の作者は、
ミニチュア担当は、
ミニチュア写真家の田中達也さん
動き担当(CGで動きをプラスしてあります。)は、
映像監督の森江康太さん
です。
このオープニング映像、3か月ごと、ドラマの内容に合わせて
さし替わるのだそうです。
ああ~楽しみ~!楽しみ~!
高度成長期のあの頃の日本。
がんばれば、報われる いい時代でした。
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