陶器の「フクロウ」って、
定番で、
いままで、なんとなく、その波に乗るのがいやで
敬遠してました。作るの。。
けど先日、ネットで
小首をかしげたかわいいフクロウの灯りを発見。
まねっこして、作ってみました。思い切って。
「フクロウ」は、縁起物です。
○縁起
ギリシャ神話 智慧と戦争の女神アテナ(アテナイ)の従者・コキンメフクロウ
従者と言っても召使ではなく 作戦参謀で 知恵の象徴と呼ばれる
田畑の害虫や害獣を捕食することから農耕の守護者とも呼ばれている
フクロウから当て字で 不苦労・福郎・福籠などがある
○梟首
フクロウの屍を樹上に吊るし 害鳥から作物を守る
国内の猛禽は 捕獲や飼養が 禁止なので 現在では 行われていない
(輸入種では 高過ぎる^^;)
○目
モノトーン
顔の正面に位置し 種類に因って 右目が 僅かに上に付く
赤外線に関しては リモコンやカメラのAF(オートフォーカス)などに反応するので 視認できていると思われる
暗視は 夕方くらいの明るさ
視力は 人の20倍とも100倍とも言われている
人の視神経は およそ100万
網膜にある受容体は 約1億3000万
で フクロウは 人の8倍
携帯電話のカメラとデジタル一眼レフくらいの差は あるかも知れない
視力に関しては 驚異的だが 視野が 狭い
上下左右で 各45度・・・つまり 90度の円錐
人は 上60度、下70度、左右各100度
それで さほど 首を巡らさずに視野を確保できる
それに対し フクロウは よく 首が 360度まわると言われる
たぶん 左真後ろから右真後ろとかの動作を見てのことだろう
ほとんどの鳥は 背中の羽を羽繕いするため それくらいは 回る
目が 左右に付いているため ”見る”と言う行為に関しては そこまで 回さない
フクロウの目は 正面に付いているため 首を巡らせる
○耳
右耳が 目の横で 左耳が 若干下に付いている
耳の穴は 顔の横についているが 頭蓋では 正面に位置し 顔の羽で 小さな音を拾っている
耳間の時間差で 距離と方向が 立体的に判る
木葉木菟(コノハズク)などの立っている羽は 羽角という羽である
○セレーション
風切羽の進行方向に鋸状の細かい羽が 音を軽減し 羽音を立てない
○夜行性
殆んどのフクロウが 夜行性ではあるが 先に挙げたコキンメフクロウなどは 昼間も活動する
○水浴び・砂浴び
羽は 油脂を含んでいないので 濡れると飛べなくなる
水浴びが 好きな種類も居るが 警戒心が 強い
砂漠に生息する幾つかの種は 水を知らない(ペットは 例外あり)
○餌
肉食で 自分より小さい獲物を捕食する(哺乳類・魚類・鳥類)
他に昆虫を主食にする種も居る
ペットの餌は 冷凍のマウス(大きさは 各種あり)やヒヨコなど
昆虫(コオロギ・イナゴ・ワーム)
食事風景は 2~3日で 慣れますが それ以外では レップミールが あります
レップミールとは マウスを全て ウインナー状にした物
練り餌(すり餌)は 古来よりある方法です
マウス・ヒヨコ・昆虫・魚等 すり身にし コノハズクなどの小型種に与えます
今現在の練り餌は 研究段階であり 未知数の部分もある
サプリメントの添加剤を含ませている品も見受けられます
○家族
基本 一夫一婦
片割れが 亡くなると新しい伴侶を見つける
○鳴き声
主観でも客観でも定番は「ホーホー」だが 種類に因り変わる
テリトリー(縄張り)を主張するため かなり 大音量で 鳴く時期がある
定番以外では 小鳥の様に囀る。
信楽の荒土です。口や目の模様は信楽の赤土を埋め込みました。。
不!苦労!!の願いを込めて、こしらえました。
デザイン参考にさせていただいてありがとうございます。
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