青龍神界鏡

次はまた首相してみんかお前。
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上京堀川うえいあはね北小大門町奥入リ朧月見夜二十三

1583年01月27日 00時00分00秒 | 投稿

ねおの中庭の日本庭園が満月と赤い満月の夜に、何者かの開催に任せていた演劇演目は日常の雑感の昇華、だった。
例えば舞台俳優、給仕、料理長、支配人が日々、庭飼いする事にしていた性交相手、は昇華の何たるかを知らぬ振りのまま、経血を周囲にばら撒いた給仕だった。喝。月の者。
庭園の壁には小さい皿状の燭台が壁から、吹き抜け(建物内部の空見え部分)の空に向けて壁に沿い生えており、この外郭が呑む音波が細い鉄鉱石の糸を通じて伝わる事で、ねお全ての階の三カ所ずつに、庭園の一定以上の声を知らせた。
遮断は操作で可能だが、中庭の客にはいちいち、この糸電話の存在は知らせていなかった。
誰かが中庭に居る時、一定以上の音量があれば、他の階は分かった。
白い装束に身を包んだ十六の女子の給仕が小さな滝の源流を囲う岩場の上で嘆いている。
傍らでは三匹の白うさぎがまどろむ。
“こんな夜にうるさいよ馬鹿”。
体長四十センチかつ、ここで惟神に喰い太りし果て、最中のデブ共。
別の階で月を見ながら考え事をしていた、んヰが糸電話の声の終端として逡巡を震わせる。
“直接聞きに行こうかどうか”。
電話の上の表示で声の出所は分かる。
“・・・脚本は無いぞ。それに真剣だ。内心の吐露だ。何だこの宿は。夜に一体どのような無編集感動の声を滞在者の非意識領域に流し込むつもりなのだ。挑発には正対、がここで選択した姿勢也。”
階段を降り、庭に向かうんヰは多人種なる異人種と歩行速度を共にする事になる。金髪、黒人、青人、緑(みどり)人、身長六十センチで黄色い肌の角三本人、目が三つ人、は超能力常備が定説、別派のんヰ三名。
「何か聞こえましたね先ほど。」
「ええ、そうですね。壁から生えている皿状の穴からの女性のわななきですね。」
「滞在者の素性を対象に収めたる、何らかの即興対応指数の調査を起動した可能性を知ろうとしたところです。」
「ええ、この手は受任とあらば、所属文明、対外外遊意識総体への微量染色に至りますね。(死後の環境の劣化に繋がる、他文明による何らかの吸い取られ行為が最終帰結)」
中庭に集まったのは身長は五十センチの人から、二・一メートルの人。
目の数は一つから六つとそれぞれ自在設定である強欲天体望遠鏡数。
肌の色は七種。耳の数は二つから十。
鼻孔の数は二つから七つ。
人数は初めは三人だったが、後には二十三人。
主役の十六才は場慣れしている。ちなみに感得は弩人気。六十万柱とリア獣は六血(ち、柱単位)。現金、が欲しいんだ。
給仕は演技技量では、操作はならぬ、懸命人生、非支配を認める、との時に在った。
周囲に佇む動物の腹べり寝、集まりし衆目、人種の多様ぶり、を暫く無視するとの作為付随の力みをも、堂々準備の論理にて、変換する先は非支配中の我が腹圧の呼吸、つまり声の大小を自在選択すとの、そことの腹圧。
給仕は、あらゆる仕事にとっての、無私、利他なる仕えごととの支配はならずであった、影達による譜面無き即興合奏に身を委ねている。
かくなる惟神の時、彼女は果たして次の瞬間にいかなる栄光、いや不覚を吐露する事になるのか、全く予見をせず、とは毎秒。
金星出身、モルモットと酷似形象、“うんうん、大変だねえ、ひとひとはいつも、頭に声を喋らせている事に、疲れていない振りをしている事を、頭に気付かれずのままな事を、注意出来ないから、頭が毎日、好む寝床を探す事が大変なんだねえ。
注意出来ない、野放図動きの顎があるところは、好む寝床がどこか全然分からないままなんだよねえ。
頭が喋ってばっかりのひとひとは、大勢のひとひとの中で、どこで寝たがっているのか、正解を当ててやる事がとても大変なんだよねえ。
君は今、頭がどこで寝たがっているのか、と当てたがっていた、体中の顎動き達それぞれに、好き勝手にくさくさを食べさせているところなんだよねえ。
顎動き達はくさくさを食べながら、もしかしたら、頭が本当に寝たがっている寝床を言い当てるかもしれないからねえ。
疲れている顎動き達にくさくさを食べさせてやればいつか、頭にも少しずつくさくさが回っていって、その内、くさくさが欲しかった、と頭が言わしめられて、安心して寝るかもしれないからねえ。”
月出身の純白のバク、“人生への天啓振る舞い哲理、頭上の樹木、いかに生りゆく実、すべからく地に落ちゆくとの純朴への敗北を噛み締めゆくには、自己の肉体の疲れ、いずれの機能停止への無言不問を樹木が如くの直立にて完飲しゆくには、かくなる結実への到達眺望を伴わずのままの、枝組み立ての時が要る。
枝とは、樹木より落ちし無私、種籠らずの哀れ達。
無意味なる無限達が視野に映って漏れる、我が悲しみとは、かつて選び食みし木の実が糧。
枝、漏れる悲しみ、木の実、皆等しき。
いずれ頭上の樹木の敗北を教えゆく。”
月出身の異常知能の純白の羊、“声を出さしめている、との作為を霧散する力み論理を、不覚さ自覚で破砕して血流に流しているだろう君は。
四肢の仕草に、君達が得意な社交辞令象限の嘘の匂いは籠ってはいない。
然るに今の状況ではな、作為無きまま破砕したる君の真剣言動に仕えたる、純白なまとい毛、これの飛散しゆきとの、怒りへの隷従、これに違いない。
私は純白なまとい毛への陶酔はすぐに見抜く事が出来るのだ。
陶酔とは、生き様だ。
まとっていた陶酔も純白なのに、その中で生きてきたのに、今が陶酔をまとっていない。
ならば、上手くまとえてはいない、陶酔にとっての皮膚が問題だ。
陶酔は君は周囲への機能的仕え、だ。
皮膚はな、にがりが混じる非純白視線の記憶だ。
これがあるが故に、皮膚が病気になっているんだ。
陶酔をまとえないという、云わば怒りを、露出すべく命令されているんだ。
命令者とはな、純白観念そのものという、陶酔の高次存在だ。
不覚さを自覚する論理を認めての、嘘ではない真剣な四肢の動きの今の根源とは、まとっている陶酔の毛の見合った美しい感激を君が生きる中庭で得られなかったからだ。”
給仕のわななき仕草とは、毎秒の非演技を異人種に即座に伝える。
両の手の平、肘の高さで夜空向かいとの、社会的苦慮の姿勢を無視したる、首の揺れ、これを更に無視する様、酒瓶の中で揺れる梅が眼球。
一連にある人型に空く口が漏らす音とは、向こう十秒以内の健全理性を画する音鳴りとは無縁続き印象、樽から複数空きし穴から漏れる劣情薬効の酒。
「おうすりヰみ・・・ものこすいりひきしひときとおもねりやー・・・。
なも・・・そのほおろすなきおおすけりや・・・とのこ、こうすー。
ほのの・・・けみヰしや・・・ときと、こうこそふすいみ、・・・むいりききー・・・。
めのう、ありさ、けヰみしやーーー・・・。
もうむ、なほうむ、こおおろくおうす、むえいうりじーーー。」
わななき中の自我が、支配せず、との荒れたホウキ五指、その強張り痙攣の故を五体はどこも明かさず続きとの、わななきそのものの二手は、上に咲く顔との相関には無き。
顔との霧中にて次の文章行を渇望中らしきとの、貧相なる学び舎は、そこの内の眼球に、左右への揺れの故を、毎秒伝えず。
彼女を包むは、濃き狂乱。
では、彼女を現在、げに冥くら、く啼かすは、何か。
彼女の口は、既に五体、十指とは、毎秒が離別中。
こうした、一音ずつでは、理性的音韻、これら、炎にとってのロウを、十秒以内にどうにか、顔に灯しいくとの、左脳営為は何故起きぬのだろうか。
またこうした時の持続とは、何の燃焼によって実現されているのであろうか。
この状態を如何にして、彼女は維持したるか。
興味深い、観察視野として明瞭に、強欲に認める事としよう。
貞操を以って、彼女の人生、異人種を眼前としての壇上伽藍、堂々主演の一人狂言舞台の時にお応えすると、しよう。
即興創作印象続きの彼女、そして遅発なる我が思考。
現在、雌雄は明瞭。
強欲に喰われるがままとは、時間を野放図に呑みゆく、後の我が人生の肉体の内の精神。
異人種、無数を隣に立たしめるも、歴然と異人種のまま続きの彼らは、若き彼女への劣位を認めぬべく、各々が独力にて、思惟に耽り始める。
彼女の秘密とは、行住坐臥ぎょうじゅうざが、あらゆる即興発生時刻に於いて、明晰識別を実現され続きであった、全身の状態、全視野との、左脳機能記憶の感光先、放牧時の小唄歌唱に在った。
彼女の口とは、毎秒、流れ出る詩を、知らぬまま。
夜八時半、結集せし異人種、そのろうみいにについては、一切無視。
知らん。
触っては、ならぬべし。
この中庭、即興演目とは立ち見者は、外星人のみ。
糸電話の終端が存在したのは、異人種さん稀人まれびと、の客間区画の奥だった。
人種数、百五十以上が夜の中庭へ。
地球人形象の月人、金星人の鑑賞は無かった。


“Final Fantasy VI”, “Dancing Mad”。
Final fantasy 6 - Kefka theme/Dancing mad medley remix
2:46~3:12

この音節が、フランスに気付かれぬまま、ここから京が降臨種の知性の袖で、本心から非意図的に泥棒した弦楽器四十二本全てで奏でた。譜面は欧州地下からの宇宙船でねおの屋上に着陸した金星人が、素性を隠して女中の振りをしていたねおの支配人を、日本語の音韻だけで見抜いて無言で渡した。“大勢に喜びを与える機会を照らす全く無視したままの鍬入れがあなたの身分隠しでの立ち回りなのよ。これが根を生やし、他者により、深みへの気付きに至るにはもう、絡まるつたに隠れるあなたは、光に至る、たるを知らざるのまま、もう。”譜面はねおで執筆。
作曲:ネムェヌ マファヌァクァス クアウス
   プァーゥアゥス
演奏:中京区、上京区の十四から二十三の九割女子、六十五名で内二名は全盲の女子十六と男子十七。美月なら弦楽器。足首を縛った袴、帯は光へ強く抵抗して照る、純白の京製繊維。
歌唱:女性、十八名、中京区、上京区。
曲名:置かれず
客席:月、ヌァンウァン管区人、七割女性が百七十名、ロシア、商品と脳髄が両輪、馬車観念への挑戦中車軸、トゥアウリュプスクフの使節大使が男女半々で二十五名、台州から潮州にかけての海運業が二十名、バーレーンの油商人が七名、難波の財界人が二名。

演奏に用いられし楽器は、今回は月伝来品ばかりだった。

使節大使はロシアのメンゼリンスクへ、固定電話四カ所をまたいで、月四度の連絡頻度にあったウラジオストク駐在の商社員属性で、取引先は清。
品目はオーストリア製のオルゴール、中央アジア産の金剛石。
互いは、高品位民度維持への希望確かな下品を、より確かに虚ろへ、が含意。

10:25~10:34は金星語の無理やり発音での十代から三十代の女性の合唱。
ねお周辺に片言の金星語を話せる者が居た。

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