毬藻 八十九

飯田橋、東京ドームシティは、連結意見が挙がる様が容易、高速であった為、繋げた。

麻布台地下
“指標解釈力の向上が、人間にとって、文明人との資格、自己内在を主張させられ易い。
日本が既に到達済みである、教育評価、その性能段階なら、地下で、容易に、高度なる情操段階人の育成が、画一的に進む、だろう。
文明人資格を主張する、高度情操段階人が、地上、日本広域へ、吹かせるは、あらゆる日常視野を通じし、価値評価、遮二無二、ダルマ揺れと、その後の、価値評価、遮二無二、ダルマ揺れへの、注視、期待、視線を、人間眉間へ灯しいく大風。
これは、揺れるダルマ状の中に満ちている、と、振る舞いたがる、リア充男女の闊達な会話声。
ダルマとは、世の央、人間の額の上で、遮二無二、君臨したがる、雛壇最上の男女観念が、該当する。
ダルマにとって、大揺れ事態は、リア充男女が、課外活動への追加効果を期待する日程の細微を決めあぐねての、勢いの、過剰さを、互いは抑止せず、互いに大罵声合戦によって、引き起こされる。”
現在、これ、“課外活動への追加効果を期待する日程”と、地上で吹き荒れる大風の相関について、最大能率を、調査する術が、確定していないが故に、地下へ高速搬入されるべし、思考や視野が、停止している、らしい。
リア充男女は、何を、決めあぐねるべしか、そして、それによる能率は、最大であると、信じられるべし、か、と。

青いアサガオが枯れていく様から、以下は回復する、との指標が、青年男女の頭部に開花していく。
女子が、男子に、面会を約する上で枯れいく、女子に対する体面量。
青いアサガオは、同類からは、大いにスカしている、と素早く印象付けてくるが、実は安価。
安価で、高価を買うに当たり必要な時間、手続きは、青年男女にとって、労無く、軽快に過ぎ去る。
以上との、大宿願、満願段階は、口で触れ明かさずべし。
何らかなる到達段階への総動員、無言邁進の故を、何者にも追わせずべし。
下世話極まる。
下世話から遠き、厭離庵を谷の奥で、更に多く設けいく営為たる、人間の頭部と、これと接合する首、二者にとっての、永遠の離婚手続きは、人間にとって何を意味するのか。
自己と、物の間で、忙しい視線のみに、確信を、下品に、貪らせるべし。
確信は、口で、一切、伝え合わずべし。
その故すらも、仄めかしに処さずべし。

以上に関する無音議論が、最大能率、右辺を、析出する。
左辺に関しては、以上の項目、誠実実践に於ける、実際的困窮の程度、その上下数値の計算が決定する。
どの項目の実践が最も困らないか、素早いか。
“正義の執行者を気取らざるを得ないらしい、女子の着替えを泥棒する輩は、迷路校舎のどこに潜んでいる、との目算が、最も卑猥さから、遠いだろうか”。
“正義の執行ぶりを、誠実に、濃く仄めかしているなら、あたし、許しちゃう。
真面目に追い駆ける意欲を、大いに喪失させちゃう。”
“正義代行論理を、一切明かし残せない。
これの理由を、僅かでも、仄めかしているならば、職員室の隣の給湯室の背後の配管室辺り、に票を投じる事にする。
そして、同時に、俺は、執行者が抱える離脱物に、一切興奮していない、と主張する。
俺は、俺と、他人の身体を、捜索に向け、律動していく事になる。
そうした指摘を浴びるとして、構わない。”
“興奮との決別の術、医学象限の有無、いずれ事実を、犯人の足跡から、搾り取るとしよう。
犯人は、一切、窃盗時、興奮してはいなかった、との自我を自覚していたかどうか、を知りたい。
何故、ああも短時間内に犯行が済んでいるのだ。
被害、大量点数に伴う興奮は必ず、準備されし袋、両手の余裕と、相克を生む筈。
人間と、恒常的隠蔽手腕たる、下着、それぞれの役割について、動く、動けざる、を学生に再掌握させようと衝動せし、医学的論題、こちらの正統学派ぶりを、仰いでみたい。
どのような侮辱を、学生に対し、企画されたのか、への推測の前に。
学校運営にとっての固定資本、金融動態、二者の価値評価軸に、学校校舎、あらゆる機能を並べる。
侮辱衝動と、医学的論題のご正統ぶりの相関が、現場の行為の規模の大きさ、これと正比例関係にあるとして、衝動と、論題にとっての、正確なご中間点を、お選びになり、そこにお籠りであろうか。
図書室から延びしベランダとの、中庭の花壇を見下ろせる、頭部にとって不埒花壇領域はどうだ。”
これらの議論に関する評価は、必ず、地上を吹上東宮御所と化さしめす。
そうした効能を実現化する、物流構造が、地上と地下の間に敷き満ちている、べし。

無意味なダム構造は、これで決壊した、と。
これで良し。