後ろ歩きの不思議おじさん

あっちこっちにポケットを一杯もった不思議なおじさんの特技は後ろ向き歩き。その右往左往振りは滑稽で、ちょっぴりもの悲しい。

何となく再開

2019年09月25日 | Weblog

朝日新聞の天声人語によれば今年の彼岸花の開花は遅れ気味だとか。
山形置賜地方では季節通りに咲いているとある方のブログで拝見した

庭に植えている白花の彼岸花はまだ固い蕾だ

確かに例年は暦通りに咲いていたような気がするが、今年は遅い
暑さが続いているせいだと思える


イチゴの苗の仮植え遅ればせながらなんとかやりました
2カ月遅れの作業
ランナーを伸ばすための場所は設えていたが草は伸び放題
子株、孫株、ひ孫株を仮植えしておいて11月ごろ本植えする。
ところが隣の先生役のお百姓さんは仮植えが酷暑で全滅したとかで
不思議おじさんの、サボっていた畑から株を持って行っていただいた。
ケガの功名である。

畑を続けるかどうかは大いに迷った。 
今もである。
一反(300坪)の草の管理をするのは容易ではない。
刈ったと思ったら、2週間後には呆れるほど伸びている。
草刈り機での作業は炎暑の中で並大抵ではない。
500mlの塩入ペットボトル4本は2時間で空になる。
腰の湿布薬も欠かせない。
回転刃の費用だって少なくはない。

自前の畑で作る農産物は、スーパーの10倍程度の費用が必要である。
要は道楽である。
道楽で体を傷めつけているのだから薬の付けようもない。

とはいえここ数日は毎日平均5時間の作業をして
大根、かぶら、人参、白菜、分葱、ニンニク、白菜、キャベツ、ブロッコリーなどを植え付けた。
晩秋収穫のジャガイモも作付けしたが、まだ芽が出ない。

なにはともあれ、生きておりますとのメッセージとして
このブログを再開いたします。
よろしくお願いいたします。



やれる範囲で、とは思うものの…

2019年02月02日 | Weblog

昨年の夏から秋に使った畑地を耕運した
10日ほど前に耕運機を入れたが、土が固くて掘り起こせない
一昨日にまとまった雨が降った
ここぞとばかりに土を掘り返して柔らかくしというわけだ


これは桜の落葉である
不思議おじさんの家の前は小学校
そこから落ちてくるさくらの葉の量は中途半端ではない
大沢もビックリの量だ
溝にたまり、台風時には溝から水を溢れさせる
それを浚えて袋に詰め、保存しておいたもの


畑一面に撒いた
これで少しは土が柔らかくなり、
ミミズも棲みやすくなるだろう

ここでカメラの電源が切れてしまった

ジャガイモ作付を予定する場所にはには牡蠣殻石灰
夏向けの畑地には苦土石灰を撒いて耕運
作付時期との関係で選択している
一応、畝も立てたが、体力的にもう限界

20羽近いカラス
セグロセキレイやムクドリも虫をついばみに来る

畑地が変形で、畝もカーブしているのを直線にしようとした
これがまた難しい
大半の人は「俺の根性が曲がっているからや」と自嘲気味につぶやく
真っ直ぐに畝が立てられる人を本当に尊敬する

そんなことで、夕方には腰と膝が悲鳴を上げた

明日にはどうなっていることやら

うーーーーん 畑を続けようか 止めようか

2019年01月28日 | Weblog

家人がインフルエンザで倒れた
(小妻と以前は称していたが、ある方から違和感があると指摘された
 かといって、適当な言葉が見つからない。
 山の神が相応しいような気もするが、小生に違和感が残る。
 同義語に事欠かないが、感性に合うものが無い
 嬶 ・ おかみさん ・ 嚊 ・ 婦人 ・ 夫人 ・ 室 ・ 女 ・ 令    閨 ・ 奥様 ・ ご内室 ・ ワイフ ・ 女房 ・ 刀自 ・ 室家 ・ おっ母 ・ 上さん ・ 細  君 ・ 妻 ・ 嫁はん ・ 愚妻 ・ 令室 ・ ご内儀 ・ 上様 ・ 御内儀 ・ お方 ・ 妻    室 ・ 亭主もち ・ 亭主持 ・ お上さん ・ 嬢子 ・ 裏方 ・ 御っ母 ・ 嫁 ・ 家桜 ・   嚊左衛門 ・ 御上さん ・ 御内 ・ 家妻 ・ 亭主持ち ・ 令夫人 ・ お上 ・ フラウ ・   奥さん ・ 女性 ・ 女君 ・ 人妻 ・ 御内室 ・ ご新造 ・ 御上 ・ ミセス ・ 妻女 ・   嫁さん
 会話では「うちの嫁ハン」を最も多く用いているような気がする
 文章上ではそうもいくまい
 仕方なく、「同居人」に近似しているという気持ちで「家人」を用いる)
  
インフルエンザはA型だそうだ
同時期におじさんも調子が悪かったので、翌日に受診した
おじさんは感染していなかった が…
感染の危険性が「大」とのことで、自分で選択してタミフルを服用することにした
ベッドも居間に特設した
ところが、トルテ君がそのベッドを占有している
ベッドの幅が狭いので、一緒には寝られない
家人も全快していることなので
予防的タミフル投与は10日間だが、6日間で止めることにした

ということで、グダグダと1週間を過ごした
詰まらんことの多い1週間であった
ケツの穴がチッサイ男どもとは付き合う気もしない
欠の穴は大きくなくてはならない
大きなウンコができなければ、人は寛容になれない


雨は全く降らないが、玉ねぎは少しずつ大きくなってきた


スナップエンドウとエンドウ豆は、畑の隅で水不足のせいか全く育っていない
それでも茎を支えるネット張りを行わねばならない
10日ほど前にちょっと頑張って杭を打ってキュウリネットを張った


種から育てた白菜がようやく葉を巻き始めた


春キャベツも、虫の攻撃に耐えて何とか形になってきた


お多福豆は、2度も種豆をまいて芽を出させて、何とか育っている

ジャガイモ作付のため、5時間ほど耕運機と格闘したが
そののち、右の膝が痛み出した
腰も不安定だ
このままでは歩行も困難になるかもしれない
身体を壊してまで畑をすることもない
かといって、畑を手放すのも惜しい

うーーーん どうしようかなぁ

メジロが家族だ 近景その2

2019年01月18日 | Weblog

手作りの鳥寄せ棒 
ミカンを置くための棒だが
昨秋の台風21号で臨家の屋根材が畳一畳分降ってきた
幸いなことに海棠桜の枝一本が折れてしまい
この鳥寄せ棒がなぎ倒されただけで済んだ

いくら親しい人でもその心は測りがたい
その人の沸点が何度なのかは測りがたい
トルテ君なら、彼の限度はわきまえているつもりだが
人間というものは難しい
難儀なことである

メジロは極めて用心深い
鳥寄せ棒で蜜柑をつつくときも
もう一羽が近くに枝にとまって周囲を警戒している

この時期の鳥たちの中では多分弱者であろう
都市部においても、カラスはもちろん
ヒヨドリがメジロにとっては最も厄介な鳥だろう
ムクドリが電線に群がっていたり
セグロセキレイが道路で遊んでいたり
ホオジロが高い木にとまって鳴いていたり
モズが虫を木に刺していたとしても
メジロにはさして迷惑であるとは思わないだろう が
ヒヨドリだけは別である
ヒヨドリは横暴にもメジロの食事を邪魔して追い出してしまう


何と愛くるしい鳥であることよ
彼らが恐竜の子孫であるとしたら
ホモサピエンスの感性から見ての話だが
恐竜にも多分可愛い奴がいたことだろう

人との付き合いは難しい
しばらくはメジロを黙って見つめていることにしよう

近景その1

2019年01月16日 | Weblog
トルテ君は不思議おじさんの自宅を中心にして
半径500mの道を子細に承知している
人が通らないような裏道や田畑の畦道も熟知している
朝夕の各40分の散歩では、同じ道を通ることは無い
進路の選択はトルテ君任せだ

そんな道の一つに想像を掻き立てる路地がある



写真の地図、中央の道路を下辺から上に向かって歩いてみる と…

そこは花が咲き乱れ、樹が生い茂り
動物たちが生き生きと暮らしている
入り江から山に向かって谷が刻まれている
その川には橋が掛けられている
橋のたもとには豊かな杉の木が生い茂っている
その橋は高い所に掛けられている
暫く谷を登っていくと、原っぱに出た
そこには田んぼもあり、稲が作られている
おやっ ヤギが草を食んでいる
原っぱを流れる小川にはカメが遊んでいる
この谷には野草が豊富で花が咲き乱れている
おサルさんも群れて原っぱに出てきた
いや、待てよ、クマまで現れたぞ
空にはトキが茜色の羽を羽ばたかせている
そうか、こんな場所だから、天女伝説も生まれたのだろう
そうこうしているうちに山を越え、
濱に着いた
そこにはハマナスの花が咲いている


土岐(トキ)さんの飼い犬、ビーグルのモモちゃんとは仲良し
和泉の国の小さな小さな路地にも浪漫が秘められている

夢想もまた暇人の特権
誰を傷つけることもない
自らをも傷けない
密かな楽しみである

そんなことが
暮らしのあちこちに散りはめられている
面白いなぁ