無風老人の日記

価値観が多様化し、自分の価値判断を見失った人たちへ
正しい判断や行動をするための「ものの見方・考え方」を身につけよう。

日本のマスコミ、何とかならないものか?!

2016年12月13日 | Weblog
毎日毎日、ネットから安倍政治の悪行三昧・極悪非道ぶりが伝わってくるのだが、日本のテレビ・大新聞からはその情報が流れてこない。

室井佑月さんが言うように「野党の皆さん」に「国民洗脳のマスコミ」を糾弾してもらわないと、どうしようもない。

「野党はだらしない、まだ安倍自民党内閣の方がマシだ。」とテレビ等マスコミが流しているので日本国民は付和雷同して「そうだそうだ」になる。

室井佑月さんが言うように、日本国民が皆、先入観なしに(「お互いの主張の言い合いで、議論は平行線に終わった」といった議論・質疑応答の内容を報道しないままに「与野党対決」といった国民を観客席に置いたままの報道や「議論は平行線のまま終わった」といった結論報道をするマスコミと、それを自分の考えとして頭に刷り込まれる前に)国会中継を素直な気持ちで見ていれば、如何にマスコミが嘘をついているか、本当のことを話していないか、が分かるのになあ、と残念でならない。

最近の独裁体制は、どんどんエスカレートしてきた。

前回話した様に安倍首相は、年金制度改革法案の審議中に野党から「強行採決やめろ!」との意見が出た時に、

「私が述べたことを全くご理解頂いていない様ではこんな議論を何時間やっても同じですよ。」

「(野党議員の)間違った認識で相手(安倍政治)を非難しても全く生産的じゃない。」

と答弁した。そして同日強行採決。(2016年11月25日)

マスコミは、上の安倍首相の国会での答弁をそのまま載せて「安倍首相が(そう言って)野党を批判した。」で締めくくっている。

あなたはマスコミから「確かに野党の認識は間違っているなあ」と思える情報をもらっているのか?

マスコミが安倍政権側の意見を一方的に垂れ流し、安倍独裁を推し進めているのだ。

(参考1)安倍首相の「こんな議論」発言を政府は「不適切でない。 撤回不要。」と結論。(=閣議決定した)・・・朝日新聞デジタル

 政府は9日、安倍晋三首相が年金制度改革法案の審議中に「こんな議論を何時間やっても同じ」と述べたことについて、「不適切ではない」とする答弁書を閣議決定した。民進党の逢坂誠二衆院議員の質問主意書に答えたもの。

首相発言は11月25日の衆院厚生労働委員会で民進党議員の質問に対するもので、「私が述べたことをまったくご理解いただいていないようでは、こんな議論を何時間やっても同じですよ」と発言。法案は同日、与党が採決を強行して可決された。

答弁書は、民進党議員が「将来年金3割カット法案」と表現したことに対し法案の内容と異なると首相が指摘し説明したものであり、「質問書の『きわめて不適切』との指摘は当たらず、反省・謝罪または撤回を行うべきものとは考えていない」と結論づけた。


この様に、マスコミは安倍政権側の言葉しか載せなくなった。

(参考2)安倍総理の懐刀、今井総理秘書官(58)は、日本テレビの記者が日露首脳会談の行なわれる場所をスクープし報道したことに腹を立て、その日テレの”今井番”記者の取材には一切応じなくなり、ある時には、ハイヤーから降りて、集まっていた番記者連の中にその記者の姿を見つけると、“お前がいたら喋らない!”“オレの視界から消えろっ!”と罵倒した。その上、日テレの上層部には“オレの番記者からアイツを外せ”と要求している。
おまけに、今井秘書官は日テレだけでなく、朝日新聞の記者にも取材拒否をしている。取材しようとする記者連に対し“朝日がいるから喋らない”と。(以上、「週刊新潮」2016年11月10日神帰月増大号 より、要約)


この様に、安倍政権の強権化・政治の独裁化は顕著になってきている。

そして世界から「報道の自由のない国(世界72位)」と言われ、下の様に風刺されている日本のマスコミ。



それなのに、このマスコミから流れる情報を信じ、素直に信頼して受け入れて自分の考えにしてしまう日本人。

私の周りには選挙の時に「やっぱり指導力のある安倍でなければ、責任政党の自民党でなくちゃ」と考える人が多かったがこれも上の様な状態に置かれているマスコミが作り上げるのだ。



上の様に日本のマスメディア(新聞)報道に対する国民の信頼度は世界一である。(テレビは世界4位の信頼度)

これが、共同通信社が世論調査した安倍内閣支持率60・7%の結果となり、FACEBOOKの投票では安倍内閣支持率5%と極端な差異を生じる原因となっている。

というのは、共同通信社の調査は無作為にピックアップした固定電話を付けている家庭に電話して調査しているからだ。

私の子供たちもそうだが自分の家を持っても固定電話を引かず携帯・スマホ・Eメール等を通常の通信手段としているので、無作為の固定電話調査ではその時間に家にいる主婦・お年寄り、と言った家でテレビを何気なく見ている人たちという極めて限定された階層に偏ってしまい日本の有権者の本当の支持率とはなりにくい。


だから、ネットで情報を集めている労働者やOLや若者たちと極端に違う結果が出てしまうのだ。(下はFACEBOOK投票結果)


安倍政権に押さえつけられたマスコミの世論調査とその調査方法・質問事項の誘導尋問化によって作り出された世論。
自民党に投票したある人は選挙戦に入るとすぐに全大新聞から流された「自民過半数を超える勢い」をみて、「やっぱり(世間は)私と同じ考えではないか。やっぱり自民党に投票する。」といった。


≪リチャード・コシミズ・オフィシャル・ウェブサイトより抜粋≫

国民を苦しめる政策を連発すると支持率が60%になる安倍晋三政権。魔法政権ですね。

意味不明のTPP強行。年金カット。高齢者医療費倍額。
素晴らしい政策を矢継ぎ早に実行される安倍晋三偽総理大臣閣下。
お蔭様で「自殺や一家心中、介護殺人を考えている」家庭が激増中です。
どんなに国民を苦しめる愚策を行っても、安倍内閣支持率は60%!
ひたすら粉飾支持率、不正世論調査を貫徹する日本メディアの皆さん、なんとも素晴らしい対応ですね。
いい加減、日本国民も気が付きます。
ついでですから、もっと頑なに粉飾支持率を展開してください。
何でしたら、毒皿ということで支持率85%なんていかがですか?ゴージャスですよ。

冨永 俊史
【安倍偽政権のままでは、弱い者は「自己責任」の一言で見捨てられ、見殺しにされていく】

◆年金カット法案が本会議でも強行採決、70歳以上の医療費も倍額に! 追い詰められる貧困高齢者(LITERA)
http://lite-ra.com/2016/11/post-2733.html
┃抜粋┃

「年金がこのままもし景気浮揚等なく減らされていくという状況では、まず生活困窮状態にある高齢者はどういうふうな状況に陥っていくのか。わたしたちのもとに相談に来られる年金が不十分な人は、なるべく病院に行かない。本当は受診しないといけないのに・・・そういう状況が見られています」

「ほんとうは要介護4という介護サービスを入れないと普通の生活がしていけないという状態にある女性も、年金金額が少ないために要介護1ぶんのサービスしか入っていない」

「・・・(年金の減額は)その金額だけを見ると、たかが数千円、数万円とわずかなものだと思われがちですが、この影響は非常に大きい」

相談に訪れる人のなかには、「自殺や一家心中、介護殺人を考えているというような声がすでに数多くあります」と言う藤田氏。

いま、高齢者が置かれた状況がこうした切迫したものであると知った上で、安倍政権はそれでも年金カット法案を強行採決したのである。

命にかかわる社会保障費を抑え込み、一方では国家公務員の年収を平均5万1000円増額する改正給与法が参院で成立している。

弱い者は「自己責任」の一言で見捨てられ、見殺しにされていく―──安倍政権のままでは、そんな恐ろしい社会がどんどんと進んでいくのだろう。(2016.11.29)


年金減額の話とか、公務員給与増額の話とか、オスプレイ事故の話とか、北方領土の話とか、安倍首相がトランプ次期大統領と会った話(これは新情報による追加の話)とか、高齢者の医療費倍増、博打解禁等々書きたいことが山ほど出てくる。

それほど、安倍政治の極悪非道の悪行三昧は数えきれないくらいあるのだ。

長くなると読む人も疲れるので、次回に続きます。


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