無風老人の日記

価値観が多様化し、自分の価値判断を見失った人たちへ
正しい判断や行動をするための「ものの見方・考え方」を身につけよう。

戦争への道3

2008年01月30日 | Weblog
私の日記は、自分の考えを纏める意味を以って書いている。従って、家族・親戚・友人・知人等々にはこの日記を紹介していない。それでも、人に説教するように書くのは、自己顕示欲のなせるワザか?
私は私の考えを少しでも多くの人に分かって貰い、現状の様々な間違った問題・腐敗したモラル・等を良い方向に変えたい、日本国を「美しい国」「安全な国」「格調の高い国」「世界に信用される国」「世界の平和・環境でリーダーシップを取れる国」に変えたい、との思いから、老骨鞭打って書き続けているのだが…。

書き続けたせいで、誰にもPRしていない私の日記を週に数百人の人が見てくれている。有りがたい事だ。

ただ私は昔から筆不精なのだろう、手紙の返事を書くのが「おっくう」で返事を出さないケースが多かった。
従って、以前「頑張って下さい」との応援メールをもらったが、失礼ながら返事を出していない。

なぜ、こんな書き出しになったか、と言うと、昨日の私の日記にコメントが付いていたのだ。私の昨日の日記を批判するコメントだったが、嬉しかった。とにかく私の日記を読んでくれたのである。それに対し「意見」を書いてくれたのだ。
そこで、激励のメールまで無視する私が、ディベート(議論)を試みる。但し、1回限りにはなると思う。何回も関わる気持はない。

*匿名さんのコメント1

 私の昨日の日記「巡航ミサイルを持っても(3基で1兆円)…。」に対し

 (コメント)
      一体何を言っているのでしょうか?
      巡航ミサイルの値段はさまざまですが、一基一億円前後ですよ
      あまりにも軍事について勉強不足です

 (私の返事)
      昨日は、思いつくままキーボードに打ち込んだので言葉足らずとなり、勉強不足との指摘になった
      のだと思います。
      これは、先日の核迎撃ミサイルの実験成功のときの新聞記事が頭にあって書いたことです。

記事の概要は、「海上自衛隊のイージス艦“こんごう”がハワイ沖で海上配備型迎撃ミサイル(SM3)を発射し、標的の弾道ミサイル迎撃に成功した。これにより、防衛省はBMD計画の一環として10年度末までにSM3搭載のイージス艦4隻を配備する等、初期配備に1兆円近い金を必要としている。」であり、さらに上の記事の“イージス艦4隻”は今ある“こんごう”を含めての話と書いてあり、他の記事には、「取り敢えず、更に巡航ミサイル3基の追加配備を計画(それらに1兆円かかる)」とある。

私の頭の中で、“イージス艦4隻”配備=巡航ミサイル3基追加配備=それに1兆円近く掛かる=3基に1兆円、となったわけである。

『巡航ミサイル3基追加配備等の初期配備に1兆円近く掛かる』が正確な表現でした。お詫びして訂正いたします。が…。

今はインターネットで色々な情報が瞬時に取れるので、昨日の日記を書くかなり以前に、私は下記についても見ています。

自衛隊兵器 価格表 

兵器の価格は、年度によって、装備品・改修などによってかなり変動することを注意してください。(2004年11月1日初出)

 ☆航空自衛隊☆

 空中給油機          257億円(現在4機購入予定)
 エイワックス(AWACS)    553億円(平成3年度4機配備)
 F15J戦闘機         89億8千万円(昭和60年度)  
 F15J戦闘機         108億円(平成7年度)
 F15飛行1時間燃料L     27万4千円/L(昭和60年度8300L)
 F15J定期修理        約1億円(昭和60年度800飛行時間毎)
 F4J戦闘機          34億3千万円(昭和60年度)
 C1ジェット輸送機       41億7500万円(昭和58年度)
 T4ジェット練習機       26億6900万円(昭和60年度)
 パトリオットミサイル   約1009億円(5個群の平均価格)
 81式短距離地対空ミサイル  約25億円
 上記短SAMの弾        4000万円/1発
 携帯地対空ミサイル      2300万円/1セット  
 上記携SAMの弾       2000万円/1発

 ☆陸上自衛隊☆

 90式戦車           11億2400万円(平成2年度)
 90式戦車            9億4500万円(平成7年度)
 74式戦車            3億9500万円(昭和54年度)
 105ミリ戦車砲弾            10万円/1発  
 61式戦車              7800万円(昭和48年度)
 155ミリ自走りゅう弾砲     3億円(昭和60年度)
 155ミリりゅう弾          2万5千円/1発(射程15キロ)
 155ミリFH70用噴進弾        30万円/1発(射程30キロ)

 ☆海上自衛隊☆

 イージス護衛艦こんごう型     1222億7400万円(昭和63年度)
 ヘリ搭載護衛艦しらね型       427億円(昭和50年度)
 汎用護衛艦あさぎり型        432億7700万円(昭和61年度) 
 潜水艦はるしお型           397億6300万円(昭和61年度)…引用終り

こういった資料を勉強しての昨日の日記であることを分かっていて下さい。

ただ、私がこういった資料=「軍備の値段」「兵器の性能」「北朝鮮と日本の自衛隊の軍力比較」「日本の自衛隊、今戦わば…」等には興味ありません。
上記資料を見たのは「こんなにムダ金を使っているのか」と確認したかっただけなのです。
軍事評論家等の記事も見ますが、「あまりにも軍事に不勉強です」と言われようが、今後とも、「軍事」に関する勉強をするつもりはありません。

*匿名さんのコメント2

私の昨日の日記「小さな島国で攻撃しやすく守りにくい…」に対して…。

 (コメント)
    日本は周りを海に囲まれていますから、むしろ守りやすいとおもいますが…。
    中国が得意の「人海戦術」は、海に囲まれた日本には通用しません。

 (私の返事)
     確かに昔の戦争のイメージでは、私も地続きで国境を接していない分、日本は守りやすい国だ、
     と思っていたのです。
     でも今の戦争では派兵による『人海戦術』は島国の場合考えにくくなっているのです。
     例えば、何をしでかすか分からない北朝鮮がアメリカに戦争を仕掛けたとします。
     まず、攻撃目標は、日本の真珠湾奇襲攻撃と同様、アメリカの極東最前基地日本です。
     前線基地は破壊して機能を停止させればいいので、占領する必要はありません。
     アメリカや日本の自衛隊基地にミサイルや空爆を仕掛ければ目的は達せられるのです。
     アメリカがイラクに派兵して真っ先にやったことは、石油精製基地の確保(占領)です。
     (この事実は世界の常識)
     日本には占領して得ようと言う『エネルギー資源』『希少金属資源』も何もありません。
     食糧難が懸念されるほど人口増加しているこの世界で奴隷(労働力)が欲しいこともない。
     植民地化して供給を満たす時代でもない。
     そうです、日本は派兵して占領し支配する価値は無いのです、日本など無くなってしまっても、
     困らないのです。
     例えば、北朝鮮と韓国の首都ソウルは26Kmの距離で、北朝鮮がその気になれば、
     ソウルは30分で陥落する。と言われていますが、この地続きの土地で戦争(それこそ肉弾戦争)が
     行なわれた場合、国境はなくなりますから、敵味方入り乱れての戦いとなり、情報をはっきりと
     確かめてからでないと、うかつに爆弾・ミサイルを撃ち込めません。
     日本は島国ですから、派兵しない限り、敵の土地とハッキリしているわけです。
     日本のどこにミサイルを打ち込もうが、それは敵をやっつける事ですから問題ありません。
     これが、昨日、日本は攻めやすい国、敵艦1艘に集中砲火を浴びせる感覚で攻められる、
     といった理由です。
     日本国民の一般人がいくら犠牲になろうが、アメリカが正当化しているように、
     日本は核を持ち、軍隊を増強してわが国に攻めてこようとしていた。
     従って、先制防御をしたのだ。となってしまう。

時間がなくなったので、また次の機会に…。