ALSという病気

2015年07月30日 | 健康・病気

ラジオ深夜便29日4時台は、「難病ALSの母の介護から学んだこと(1)」
日本ALS協会理事川口有美子)H27.4.24放送の再放送だった。
ALS(筋萎縮性側索硬化症)という病気のことをあらためて知らされた。
この人はご主人の仕事でイギリスに家族で行き、暮らしが順調になってきたときに、
お母さんがこの病気になり、介護のために日本に帰国したという。
そして、お父さんと妹の3人でお母さんを介護する生活が始まった。
この大変な難病にお母さんがなって、家族は分裂寸前までいき、母親を殺そうとも思ったという。
その壮絶な話を聴き、私は気が遠くなった。
この番組前のお知らせを聴いたとき、ダイヤルを回そうかなと私は思ったのです。
でも、聴かざるをえなかった。
結局、今日も聴いた。
なんとしても聴きたいと思ったのです。
お母さんの呼吸が難しくなり、人工呼吸器をつけるかどうか、というときに迷ったという。
人工呼吸器をつけなければ、その時点でお母さんの人生は終了です。
今日聴いて知ったのですが、この病気にかかり人工呼吸器をつけない人は70%ほどだそうです。
その方たちは死んでいくのです。
人工呼吸器をつけるとそれから20年は生きる人がいるという。
人工呼吸器をつけた患者の家族は介護で大変です。
しかし、そういう母親の介護を続けてきて、山口さんは教えられたという。
(私にはできないな)と思った。
しかし、その女性はそのことで成長し、今ではその団体の理事をしている。
人間が生きていくって、すばらしい、と思ったお話でした。


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