捨てない生き方

2022年04月07日 | Weblog

今日の夕方、NHKの番組を観ていたら五木寛之が出ていた。
五木の新しい本「捨てない生き方」の紹介だった。
五木寛之は、捨てられないものは捨てなくていい、といっていた。
モノにはそれぞれ思い出がある。
簡単に捨ててしまうなんてもったいない。
そういわれて私は、うれしくなった。
その話を聴くまで私は、「いらないモノは捨てなくては」と思っていた。
いつも女房から、ここ整理していらないものは捨てて、といわれていた。
今、はやりの断捨離という言葉に“憧れ”と“恐怖心”を持っていた。
私の妻は、モノに対する愛着の少ない人間だと思う。
どんどんモノを捨てて生きている。
私が見て、みごとというしかないようにモノを捨てることのできる人だ。
とはいうものの、ほんとうに大切なモノは捨てていない、本人はいう。
私といえば、モノが捨てられない人間です。
モノが捨てられないという性格は、人間として劣るものだと私は思っていた。
私は、どんどんモノを捨てられる妻を尊敬していた。
いやしかし、今日の五木寛之の話を聴いていて、モノは捨てなくていいんだ、と思った。
モノにはそれぞれ記憶・歴史がある。
人間はそれを大切にして生きなくてはいけない思う。

朝日新聞 ReライフFESTIVAL 捨てない生きかた」というサイトがあった。
ここの動画で五木寛之は「捨てない生き方」を話しています。
ぜひ、聴いて下さい。
私は20代の前半のとき、早稲田大学で五木寛之の講演を聴いたときがある。
40数年たって、またこうして彼の講演を聴けたことはうれしいです。

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