ホームレス

2002年04月21日 | テレビ

昨夜の9時半から、
NHKスペシャル「ホームレス 社会復帰は出来るか」
▽元大手メーカー社員の路上生活▽夢にまで見た再就職
を観た。

9時15分からの予定だったが、
阪神が勝ったので、
いや、違う、
試合が伸びたので9時30分からになった。
昨日はよかった。
1分けを挟んでの3連敗、
ああ…、阪神は今年もこの道を行くのか、
と不安になっていた。
ところが昨夜の打線復活、
今年の阪神は“ちがう”と思わせてくれた。
さあ、今年は「六甲おろし」を…。
ちがう、ちがう、今日の九想話は
「阪神の打線復活」ではない。
しかし、今日の雨での試合中止はさびしい。
「阪神の打線復活」を観たかった。

話を戻します。
大手メーカーの技術者だった50歳の男。
4年前、会社からの希望退職に応じて会社を辞めた。
そのあと離婚。
退職金を使い果たしホームレスになって1年3ヶ月。
ビルの軒下に、ビニールシートにくるまって寝る。
1週間に1度、就職活動のために職安に行く。
しかし、50歳という年齢、住所不定ということで、
なかなか就職出来ない。

もう1人は台東区のふるさとあさひ館に住む青木さん。
そこは、ホームレスの人を住まわせて、
生活保護を受けさせ、
ヘルパー2級の資格をとって、
社会復帰をしてもらおうという施設だった。
何人かは、ヘルパー2級の資格をとったが、
就職が出来ないでいた。
52歳の青木さんは、
ホームレスから社会復帰するこれからの人のためにも
自分が就職して自立しなければならないと思っていた。
青木さんは、運送会社に勤めていて、36歳で独立。
しかし、バブルがはじけて倒産。離婚。ホームレス。
おさだまりの道を駆け下りてきた。
なんとかある福祉施設に就職出来た。
給料は、17万円。

現実は厳しいですね。
今年、大阪城公園のホームレスは50人増え、
700人になった。
3人に1人が病気だという。
川越職安の近くの公園にもホームレスの
ダンボールハウスが増えたと会社で聞く。

これからも不況が続けば、
失業者が増えホームレスで溢れるだろう。
私がその中に含まれるのは容易なことだ。
そうならないためにも、
阪神に頑張ってもらわなくてはならない。
阪神が優勝すれば、阪神地区の経済効果はすごい。
阪神地区が盛り上がれば、日本の経済も浮揚する。
日本経済が立ち直れば、世界もよくなる。
阪神が日本社会を救う鍵を握っている。
なんてったって「阪神の打線復活」だ。
強引な結論、反省してます。_●_

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