去年の8月上旬の暑い日々、転職面接を繰り返していた。
2018年の手帳の8月の予定を見ると、8/2(木)M不動産、8/3(金)Nハウズイング、
8/7(火)M地所、8/15(水)Dライフ、東京・埼玉のあちこちをさまよっていた。
さすがに真夏に背広の上着は着られないので、ノーネクタイのワイシャツで失礼した。
面接会場にはそれなりに応募者がいた。
多いところでは12・3人いた。
だいたいのところが、最初に作文を書かせる。
作文を書いているときに名前を呼ばれて1人づつ面接をするというのが多かった。
会社からの質問に答えるという用紙もあった。
「あなたはパソコンはできますか?」などという問いがあった。
その会社は、1日の日誌や会社との連絡はメールでするということだった。
ところが、私が現在勤務しているマンションの管理事務所にパソコンなどない。
日誌や月報など、全て手書きです。
私が今年2月まで勤めていたマンションの管理室にもパソコンはなかった。
私は、就職するために職安の勧めでパソコン教室に通った人間です。
その男が就職したところに、パソコンがないのです。
パソコンなんてそんなものです。
いや、現在の社会ではパソコンがないと仕事はダメでしょう。
でも、マンション管理員という仕事は、なくてもどうって事ありません。
面接は厭ですね。
これまで私は何回やってきたのだろう?
ある会社は東京の赤坂にあり、
私は面接のあと、そこから徒歩5分で行けるTBSのビルを見に行った。
ああ・・・、こんなところで働ける人はいいな、なんていじけた思いで地下鉄に乗った。
67歳の私は、もう面接はしたくないです。