2日遅れの誕生日会

2021年05月22日 | 暮らし

今日は女房の仕事が休みなので、ピオニウォークにいつものように買い物に行った。
これまで履いていたスニーカーの底がすり減っていて、雨の日などによく滑って怖かったから、
新しいスニーカーを買いたいと思っていたのです。
ピオニウォークに入りケーキ屋の前を通ったとき女房が言う。
「今日、***くんの誕生日を祝うケーキ作ってみようか」
それを私はそんなに真剣に受け止めていなかった。

今週の水曜日、ピオニウォークのいくつかの店でスニーカーを見てみた。
これまでの私のスニーカーを買う価格は、5,000円以下と決めていた。
なぜかスニーカーなどに、多くの金を使いたくなかった。
しかし、水曜日に試しに履いたスニーカーはどれもイマイチだった。
それはそうです、みんな5,000円以下のスニーカーを試し履きしたんです。
もうスニーカーを買うのはやめようか、とも思った。
ホームセンターの靴売り場の1,000円ぐらいのズックでいいんじゃないか、と思ってしまった。
女房が茨城の友人に、「スニーカーを買うときはいくらぐらいのを買うか訊いてみて」と言う。
それで昨日電話して友人に訊いたら、なんと答えは「1万円ぐらいの」ということだった。
「へぇ~、高いの買ってんだな」と私。
「いや、むかしは3,000円ぐらいのを買っていだげど、やっぱり価格の高いのはいいよ」と言う。
それで私の心は決まった。(私は、いろんなことで彼の言うことに影響されてます)
「スニーカーを買うときは、これからは1万円ぐらいのを買おう」と決めた。
それで、今日は1万円以上のスニーカーを試し履きしてみようと思った。
1つめの店には、5,000円から8,000円ぐらいのスニーカーが多く展示してあった。
(水曜日に私は、ここで5,000円以下のスニーカーを試し履きしていた)
実は、現在履いている底がすり減ったスニーカー(5,000円以下)は、この店で買っていた。
そこにも1万円ぐらいのスニーカーはあったが、次の店に行くことにした。
そこはスポーツ用品を専門にしている店だった。
そこで1万円ぐらいのスニーカーを探していたら、このくつに出会った。

これはまず色と姿が気に入った。
そして履いてみたら、私の足を拒否しないで受け入れてくれてやさしかった。
それで、買うことにした。
価格は、11,990円(税込)でした。
このスニーカーを買った今日はいい日だと思う。
やはり、それなりの価格のものは、安いものよりいいですね。
私は、子どもの頃から貧しかったので、高いものは買わなかった。
残り少ない私の人生、これからは出来るだけいい品質のものを買いたいと思う。

しかし、たかだか1万円のスニーカーを買うのに大げさな、と思う人は多いでしょう。
それが、私としては大真面目なんです。
私という男は生活の隅からケチなんです。
スニーカーに1万円を使うなんて、以前の私なら考えられません。

昼飯を食べ、私は昼寝をした。
1時間ほどして目が覚めると女房が「ケーキ食べる?」と言う。
「うん」と言うと彼女がリビングにケーキを運んできた。
私が寝ているときに、作ったようだ。
スーパーでスポンジを買ってきて、ホイップ用クリームでそれを包み缶詰のミカンを置いた。
イチゴを飾りたかったが高いのでミカンにしたと言う。
午後3時頃、そのケーキに挿したロウソクに火をつけ、2人で「ハッピーバースデーソング」をうたった。
私は、来年も女房と2人で「ハッピーバースデーソング」をうたいたいと心の底から思いました。
膀胱がんが、おとなしくなってくれたらの話ですね。

コメント (10)
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