土曜日朝の失敗

2020年08月10日 | 暮らし

7月に下肢静脈瘤の日帰り手術を受けたが、
私の入っている入院保険では保険金は出ないだろうな、と思った。
なんといっても入院保険なのです。
5年前に佐久市で手術したときは1泊入院したので8万円ほど下りた。
日帰り手術では保険金は出ないだろうな、と諦めそうになったが、
念のためと思って友人に電話した。
私はこの友人の会社の保険に入っているのです。
この友人とは、東京の会社で働いていたときに付き合いがあった。
私が電気装置製造会社の資材担当者で、彼が半導体部品を扱う商社の営業マンだった。
彼は30代の頃、東京の仕事を辞めて淡路島に帰った。
淡路島で瓦を製造する会社に就職し、暮らしていたが、
40歳のときにその会社のリストラで仕事を失い、保険業を始めた。
そのとき彼を応援するために私は、彼の会社の自動車任意保険、入院保険などに入った。
私が51歳のときに、淡路島に遊びに行ったことがあります。
彼は、書類が送られると思うから、担当者に聞いてみて、という。
書類が家に届いて担当者に電話してみると、保険金が出るという。
なので私は先週の金曜日に、手術をした病院に行き5千円で診断書を書いてもらった。
その夜、保険請求書、同意書の書類を記入した。
そのとき銀行口座が分からなかったから、翌日女房に聞こうと思って寝た。
土曜日の朝、女房に書類を見て確認してとお願いした。
すると彼女は見て、「大丈夫だよ」といってくれた。
それで私は書類を封筒に入れ通勤のときに、駅前のコンビニのポストに投函した。
電車に乗ってぼんやり、なにか抜けてないかなと考えた。
あ、抜けていました。
銀行口座を書いてないことに気づいた。
でも、ひょっとして女房が書類を確認したときに銀行口座の記入がないことに気づき、
書いてくれたかも、とささやかな希望を持った。
「失敗した。振り込まれる銀行の口座番号を書くのを忘れた。あなたは書いてないよね」
とLINEに書いた。
送信したあと、「私が銀行の口座番号は書いておいたよ」という返信はないかなと期待した。
職場に行ってからLINEを確認したが既読になっていない。
電話したが出ない。
お昼まで何回か電話したが出ない。
土曜日、私は午前中までの勤務です。
家に帰って女房に確認すると、銀行の口座番号など書いてないという。
おそらく朝、書類を確認してと頼んだのに、あのひとはきちんと確認していないのではないか。
でも、土曜日の朝に銀行の口座番号を教えてといわなかった私もいけないな、と反省。
私は明日、保険会社に電話して、銀行の口座番号を書き忘れたことをいいます。
そして、担当者の指示に従おうと思っています。
土曜日から、なさけなく、落ち込んでいる九想です。

コメント
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