ロウカ

1999年12月10日 | 暮らし

 廊下ではありません、老化です。
 でも、漢字にするといかにも歳をとるという感じがするので「ロウカ」にし
ました。
 最近、新聞や本の活字を読むとき眼鏡をはずして読んでいる。近視の眼鏡を
つけているとぼやけて見えないのです。
 私は、日曜日など時間に余裕があるときには、トイレに本を持って入る。そ
のときはずした眼鏡の置き場所に困る。炬燵で読むときも、眼鏡をはずすが、
そのあとよく眼鏡を探すのに苦労する。それでメガネチェーンなるものを購入
した。
 昔、あんなものを首の後ろにぶらさげていた人を見ると、キザな人だ、なん
て思っていた。そもそもなんのためにあんなものをメガネにつけているのか分
からなかった。
 そんな私が、メガネチェーンを買った。活字を読むときに眼鏡を胸にぶらさ
げておけるので探す心配がない。しかし普通のとき、あれは邪魔くさい。あん
なものをつけていては仕事にならない。特に私のような肉体労働には向かない。
ですから私は、日曜日家にいるときだけメガネチェーンをつけてます。
 もう一つ、ロウカを発見。
 下の毛に、白いものが1本あるのを見つけてしまった。
 昔、ある小説かエッセイで読んだことがあるんですが、「男があそこに白い
毛を見たとき愕然とする」というようなことが書いてあった。私もいつかそん
な気持ちになるのかな、と思っていた。
 私は、それほどのショックはなかったが、「おれも歳をとったんだな」とし
みじみ思いました。息子が、来年二十歳になるんだからしょうがないですね。

コメント
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