ゆっくりのんびり市町村廻り

何年かかるか、もしかしたらできないかもしれないけど、日本の全市区町村の制覇を目指して頑張ってみる!

26日目 旅に誤算は付きもの? その2 

2012-10-21 14:45:43 | 東海
2012年10月7日(日)


名古屋駅で腹を満たし、13時45発の新快速電車に乗るところから、このブログは始まります。

前回も述べたとおり、私のお気に入りの駅の一つ、岐阜駅へ行って、そこでJR高山線に乗り換えまして、美濃加茂市・川辺町・七宗町・白川町を訪問します。
高山線は岐阜から飛騨高山を通って富山を結ぶ路線です。

ところで、私は日本の都道府県では北海道に次いで岩手県と岐阜県が好きなので、今日は嬉しくて仕方ないです。
岐阜県で残念なのは海に面していないことくらいでしょうか。
とにかく、岐阜県の自然と歴史を感じられる町が多いので気に入ってます。

岐阜駅から岐阜城が見えます→
かつての織田信長の居城です。

今年の5月にここをロープウェイで登りました。
山は金華山とも稲葉山ともいい、お城まで足で登りますと相当きついです(足で登った事はないですが、ロープウェイから見てそう感じました)。
そのくらいの所なので、昔は大変だったでしょう。
山頂からの夜景が素晴らしいようです。

今日の岐阜市の気温→


高山線の列車に乗ってしばらくしますと、進行方向右手に木曽川が見えてきます。

↓木曽川



岐阜県で最初の下車駅は美濃太田駅です。

美濃太田駅→

↓駅前


↓「小説神髄」で有名な坪内逍遥(つぼうちしょうよう・この街出身)の像


駅前商店街には星座の像があります。
↓私の星座はこれ(他の星座は写していません)



↓商店街の電線が凄いことになっています


鳥対策でしょう。
私の住んでいる稲毛も、駅前は一時期ムクドリの大群でいい迷惑していたものです。


(145)岐阜県美濃加茂市役所 

美濃加茂市、岐阜県南部に位置し、人口5万5千人ほど。
江戸時代は中山道の宿場町でした。

この19日に、美濃加茂市にあるソニーの工場が閉鎖される事が決まり、地域経済に及ぼす影響が大きいとして動揺が広がっているようです。
こんな感じのニュースを聞くにつけ、地方は一体どうなるのか、とても無関心ではいられません。

↓市役所の近くに宿場町の名残りが見られます


美濃加茂市には「日本昭和村」というテーマパークがありまして、今年の5月の連休の時に、自家用車で中部・近畿をドライブしたのですが、その際に、ここを見てみたいと思い、行ってみたのですが、すごい人混みでしたので、入場を諦め、道の駅が併設されていたので、そこで蟹足焼きを食べただけで出てきてしまいました。
この道の駅には銭湯があり、「おんさい館」という売店は、おみやげ物がとても充実しています。

木曽川の堤防に上がってみます。

↓ちょうど、「日本ライン下り」の船が通過します

対岸は可児(かに)市です。

美濃加茂から愛知県の犬山市までの約13キロを、約1時間かけての船旅が体験できます。

上流方向→
青い橋は太田橋です。その橋の左側に「太田の渡し」の跡があり、そこから「日本ライン下り」の船が出ます。
「太田の渡し」は中山道の中でも指折りの難所だったそうです。

ウルトラセブンの第44話「恐怖の超猿人」で、アンヌ隊員が船に乗り降りして、追っ手から逃げようとする場面があるのですが、それはまさにこの船です。
下船場の犬山市には「日本モンキーパーク」という遊園地があり、そこもロケ地になりました。

【↓ウルトラセブン第44話の一場面・Yahoo画像より】

当時は白かったんですね。

下流方向→

美濃太田駅に戻り、目指せ!奥飛騨とばかり、列車に乗り込んだのですが、すでに先に出たはずの特別急行列車が遅れているので、それを待ってから発車するとの事。

結局、10分遅れて駅を発ったのですが、次に行く町はあまり時間を設けていません。
これから川辺町→七宗町→白川町と町の並びの順番に廻るつもりでいたのですが、その川辺町訪問は駅から役場まで往復する時間を考慮すると10分減るというのは非常に厳しい・・・
しかもダイヤが少々狂っているようで、どのように列車が動くのか読めない・・・
そこで比較的安全に廻れそうな七宗町→白川町→川辺町の順番に急遽切り替えます。

↓その間の車窓




まずは上麻生駅で降ります。

上麻生駅→

↓駅から役場までの通り



↓(146)岐阜県加茂郡七宗(ひちそう)町役場


駅に戻ってきたら、さっき乗ってきた列車がまだ止まっている!
もうちょっと駅周辺(と言ってもたいしたものはなさそうですが)を見て廻ろうか、これに乗って先にどんどん進めようかグズグズしていたら、発車してしまいました・・・

↓駅前の蒸気機関車展示館

鍵がかかっていて入れません。

中を覗く→

↓こんな看板がありました

この七宗町は「日本最古の石」の発見地だそうで、来た列車からも「日本最古の石博物館」の建物が見えました。
昭和45年に20億年前の片麻岩(へんまがん)というのが発見されたそうです。


定刻より10分弱遅れてやってきた列車に乗り、白川口駅に行きます。

↓またまた車窓です
←飛水峡の甌穴群(国の天然記念物)

←上麻生ダム

白川口駅→

↓駅近くの歩道橋より飛騨川の下流方向

下の道路は国道41号線、手前の橋は白川橋、奥の青い橋は飛泉橋

白川橋(右岸側)→

↓白川橋から見た飛騨川(上流方向)


左岸側から見た白川橋→

↓役場付近の通り



↓(147)岐阜県加茂郡白川町役場


岐阜県には世界文化遺産の茅葺き合掌造りで有名な白川郷がありますが、あれは富山県境近くの白川村です。
同じ岐阜県で紛らわしいのですが、こことは関係がありません。


さて逆に戻ります。先に飛ばした川辺町へ行きます。今日のラストです。


中川辺駅正面→

駅前→

↓(148)岐阜県加茂郡川辺町役場


さて、先月29日から今月9日まで岐阜県では第67回国民体育大会(ぎふ清流国体)が行われています。
この川辺町は以前からボートの町をアピールしていたからでしょう、ボート競技会場になっています。

↓役場の敷地内にある会場施設



競技会場の飛騨川→

暗くなっている時間のせいか、大会関係者の数人しかおらず、ただでさえ心細い寂しい会場と化しているところに、吹きすさぶ強い川風によりバタバタはためく幟旗が一層その寂しさを増幅させます。

駅前の歓迎の看板→

真っ暗になり、駅に戻ってきたところ、次の列車は30分遅れているとのアナウンス。
ずいぶん、ダイヤが悪化したものです。

ようやく来ました→


再び岐阜駅、時間にして20時ちょいすぎです。

岐阜駅北口→

日本3大風俗街のうちの一つ、金津園は反対側です・・・
そういうのには見向きもせず?、さらに一時間かけて滋賀県の彦根市に行きます。


南彦根駅東口→

今日はこの駅の近くのホテルに泊まります。

それにしても凱旋門賞、ホテルのテレビで見ていましたが、三冠馬・オルフェーヴル、実に惜しかった!
勝ったと思ったんですけどね・・・

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