ゆっくりのんびり市町村廻り

何年かかるか、もしかしたらできないかもしれないけど、日本の全市区町村の制覇を目指して頑張ってみる!

174・175日目 初めて行く伊豆諸島・大島

2017-06-19 23:49:52 | 南関東
平成29(2017)年3月9日(木)・10日(金)


あ~、アレはまだやっていたのかあー。
そう思わずつぶやいたのは、一度も足を踏み入れた事のない伊豆諸島にそろそろ行ってみたいなと、東海汽船のサイトを覗いていた今年2月中頃。
眺めているうち、行った事がないのもあるけど、アレを逃すのは勿体ないんでないかい?という貧乏性が頭をもたげ、終いには今のうちに行っちゃお!と俄かにその気になってしまいました。
ところで、そのアレとは?

平成25年10月16日、台風26号によって伊豆大島では大規模な土石流が発生し大きな被害を受けたのを受け、観光振興と経済復興を目的とした東京都による伊豆大島観光復興支援事業。
そのお蔭で、船や高速船、宿が通常価格より安く利用できていたのですが、今年の3月末で終了してしまいました(大島への船は3月26日まで)。

その気になってからというもの来る日来る日も天気予報とのにらみ合い。
何故なら、東京湾を出て外洋は波が荒れている事が多いので、比較的穏やかな日を窺っていたのです(仕事を持っている身なので行けそうな日との兼ね合いもある)。
でも季節柄ほぼ毎日のように波浪注意報警報やらが出ている有り様。

そんな悠長にしていたら大盤振る舞いが終わってしまうよ!
↓意を決して22時発の夜行船に乗るべく、ビルの間から覗く東京タワーが美しい浜松町駅から歩いて、マストがシンボルの竹芝客船ターミナルへ。


 

早速切符を購入→
どうせ一人身だし、ケチ臭く最底辺の2等船室で充分。
それより、通常であれば4,270円であるのところ1,500円もの値引き。
これで結構満足していたのですが、ところがどっこいさらに10%も安くなる技があったのだ

それを知ったのは帰りの時。
後でそれはお話ししますが、ま、以後東海汽船には幾度かお世話になるだろうから、永遠に知らないよりかはマシだろうと、自らを慰める(窓口で注意を払っていればよかっただけの話しなんだけど)。

因みにこの日(3月9日)も強風波浪注意報が出ており波の高さ2.5mの予想でしたので、窓口の人に「大島、波どうですか?」と聞くと「大島は大丈夫」と返ってきたので一安心。
こんなにも波に対して神経質なのは、ひとえに長崎でのトラウマなのです。

さて今後ですが、翌日島を観光してその日のうちに帰宅する予定。
ですので、船中泊するとは言え、実質日帰りです。

出航時刻20分前から入船→

定刻、船らしくドラが鳴っての出帆→

初めて見る船からの夜の東京港→
光り輝く摩天楼にレインボーブリッジ、うっとりするな。

右手にはオレンジ色の工業地帯→
工場萌え~、な光景です。

レストランで晩酌をしてから寝る体勢に入るも、最悪な事に大騒音を発する人がすぐ横。
おまけに大音量のテレビは誰かがつけっぱなしで、消そうにも船内は消灯していてリモコンがどこだか分からん。
そんなこんなで神経質な私はなかなか寝付けず、比較的静かな場所を探しあて何とか寝付く。
恐れていた波ですが、どうだったかな、覚えていません。

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起きたのは5時過ぎ。
↓うすら明るい5時50分、穏やかな岡田港に到着→

 

↓バスが船待ちをしていたので、すぐに乗って車内でコスパよろしき「大島バス1日乗車券(¥2,000)」を購入。


バスの中から見ただけですが地層大切断面→
昭和28(1953)年に道路建設工事中に偶然発見された、別名バウムクーヘン。
長さ600m、高さ30mあり、過去2万年に及ぶ噴火での火山灰などが100層ほど積み重なった美しい地層。

6時半過ぎに波浮(はぶ)港へ→
これよりしばらく波浮の町を散策します。

 


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