ゆっくりのんびり市町村廻り

何年かかるか、もしかしたらできないかもしれないけど、日本の全市区町村の制覇を目指して頑張ってみる!

167日目 二人の美女に会いに・・・

2017-04-06 23:54:52 | 南東北
平成28(2016)年10月10日(月祝)


磐越東線・小野新町駅には14時頃到着→

↓何でだか分からないけど、ホームには何人かのポリさんが眼光を鋭くしていらっしゃいます。

辺りはピリピリ緊張のある重苦しい雰囲気。
彼らを見て「まさかオレを捕まえに来たんじゃないよな?」と一瞬でもビビッてしまう私は小心すぎますか?

「ゆっくりのんびり旅」では一度登場した事のある、ここ小野町(おのまち)ですが、以前この町出身の人とたまたま話す機会がありまして、その人が言うには「真夏の8月でも寒いからコタツを出している」ようなお寒い土地柄なのだと。
冗談だと思ったけど当人は至ってマジな目つき。どんだけ極寒地なんじゃ

じゃあ10月なら耐えられない位の寒さなんじゃないかと、密かに(小野だけに)恐れおののいていたのですが・・・。
実際全く暖かくはないのだけど、さして寒くもない。やっぱりあの人は話しを盛っていたのでしょうか?

駅前にはいきなり何やら由緒ありげな石碑→
9世紀前半の漢学者・遣唐副使であった小野篁(おののたかむら)のお屋敷跡の碑。
ですが、館は実際には奥の山裾にあったようなので、非常に紛らわしい人迷惑な碑であります。

彼は遣唐大使と良船を争うといった子供じみたケンカをした挙句、隠岐に流されてしまったことで名を残す。
さらには超有名なあの人のじい様(父親という説もあるよう)であるらしいけど、そのお話しは後で。
思いっきり察しは付くと思いますが、小野という地名は彼の由来らしい。

↓市街地へ。
 


古い時代から浜通りと中通りを結ぶ盤城街道の要衝で宿駅。
少ないながらも古い建物があり、それらしい雰囲気は一応醸し出しております。

(628)福島県田村郡小野町役場
戦前は馬産地。その後、葉タバコ生産・畜産が盛んになるも、近年小野町が力を入れているのは「ミネラル野菜」。
人口は1万人余り。

仙台屋さん→
大盛ラーメンを提供することで地元では有名なお店。

右支夏井川(うしなついがわ)のほとり→
きっと現地の人は咲くのは今か今かと待ち遠しいんだろうね。

しばらく川沿いを歩くと、この橋に来ます→

↓小野町が御自慢の麗しき女性二人の像がここにはありますが、誰だか分かりますか?
 
左は世界三大美女の一人とされているあのお方。
既にモロバレでしょうが、先に出てきた小野篁の孫?娘?で、当時の男のアイドル・小野小町。
さらに小野町で産声を上げたのだという伝説があるので、「小野小町生誕の地」に手を挙げております。
だた、「生誕の地」を名乗る地は他にもたくさんあるようなので、私は同じ「小野」という事でムリクリこじつけたのではないかと勝手に推測しております。
それに今じゃ小町=秋田のイメージが定着してしまっているので、「ここで生まれました」と言ってもどうもピンときません。
蛇足ですが、世界三大美女の一人として小野小町を加えているのは日本だけのようです。

さて、右のお方ですが、名前は香山リカさん。
あ、メディアによく出てくるあの女医さんではないですからね(笑)。似てないでしょ?

橋の目の前にあるこの建物は、香山リカさんに関係のあるお城→
リカちゃんキャッスルといい、女のコの永遠のアイドル・リカちゃん人形のテーマパーク的施設です。

↓この日宿泊は郡山。駅前ではコンサートが行われ、非常に騒がしくなって賑わっておりました。
 

 

参考・カッコしてあるのはこれまで行った所→