唐茄子はカボチャ

映画と音楽と・・・

2011年01月10日 | 映画 は行
恥 (特別編) [DVD]
クリエーター情報なし
20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン


元バイオリにストのヤーンとエーヴァは戦争を避けて街の中心地から離れた小島で静かに暮らしていた。しかし、内戦が激化し、敵軍が島へ浸入してきたことで戦禍を被る。気が付けば両陣営が2人の家に乱入し平和な生活はすっかり破壊されてしまう。凄惨な争いを目の当たりにしたことでヤーンとエーヴァも変わってしまっていた……。

「恥」という題名の由来はなんだろう・・・映画を見てもなんかしっくりこなかったです。「shame」
とは、恥ずかしさ,羞恥心だそうで、恥というより、羞恥心という表現であれば、何となくわかります。といっても、確かなものがあるわけではありませんが。

いきなり、おっぱい出したまんま部屋を闊歩する奥さん。いきなりの羞恥心のない日常からはじまるのもなにか意味があってのことでしょうか。

市長さんとお金で体の関係になってしまったりとか生きるために若い脱走兵を殺してしまったりとか、戦争によって、2人の心がかわってしまうというのが物語の中身のようですが、正直いまいちわかりませんでした。

不思議な感じだったのは、いつの時代で、どこの世界の話なのかがわからないんです。この映画の知識がないからかもしれませんが、それだけなのかなあ・・・
ヴァイオリンの話をするときにポーランドのなんたらとか話してましたが・・・
でも、自分の印象は、宇宙人の侵略の話のような、ここの世界の話とか、一定のどこの話とか、そういうふうには感じなかったのです。
2人の夫婦にも、生活感があるようでない感じがしたので、そう思ったのかもしれません。
敵が何なのかもよくわからなくて、内乱というのはわかったけど、どっちも敵であり、どっちも味方な感じもするし。
普通の生活をする人にとっては、その生活を脅かすものが敵ということなのかもしれませんが…

あと、おもしろかったのは、舞台の上での話にも見えました。2人のやり取りがそう感じさせたし、家にの中のシーンが多いというだけなんですけど。

うとうとしながらみてたので、もしかしたら途中で寝てしまっていたかも知れません。