華語り

心に華を!!

十三夜

2010-10-20 22:53:52 | 造園日記2010
今日は十三夜。先ほど、ジムの帰りに車の天井を開けて空を眺めてみましたが、残念ながら月は見えませんでした。月のある辺りがぼんやりと明るくなっていましたが、雲に覆われてしまっているようです。
十五夜の月はともかく、十三夜の月はやはり見たかった。そして見るならあの、古城跡で・・・。

今年はどうも、いろいろな花の花付きがあまりよくありません。
暑かったせいでしょうか、鷺草も葉っぱだけは茂ってついに花は咲かず、シャジンにいたってはすっかりどこかへ消えてしまいました。根っこが残っていれば、いずれまたひょっこり顔を出してくれるでしょうか。

そんな花の少ない庭ですが、秋の花たちがささやかに咲き始めています。

花ではないですが、紫式部。(正確にはコムラサキでしょうか)去年あたりからようやく実がつくようになり、今年も紫の小さな実をたくさんつけています。


ホトトギスも紫式部とネコヤナギの葉の蔭で、開花始めました。
本当はもう少し増えてほしいのですが、2,3本伸びているという状態です。


藤袴も開花を始めました。
地植えにしていたのですが、あまりに生育旺盛で夫に嫌われ、泣く泣く鉢植えにした藤袴です。今年も可憐な花を咲かせてくれました。

なんだか紫の花ばかり集めてしまっているような・・・


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8 Comments

コメント日が  古い順  |   新しい順
ホトトギス (与四郎)
2010-10-21 10:47:39
我が家も咲きました。
植木鉢のなかで小さい芽が出ているとかわいそうで植え替えたいのですが増える増える。
近くだったら持っていきたいニャ。
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霜降間近 (硯水亭歳時記)
2010-10-21 20:04:03
    よーぜんさま

 MSNで苦戦中につき、色んなブログからの投稿で済みません。我が家も古紫の花で溢れています。ムラサキシキブは元々自生していたらしいのですが、ムラサキシキミだったとか。不思議に万葉集には古名でも出ていません。藤袴は山上憶良の一首だけ。それとホトトギスは鳥としてなら、156首もあるのに草花では見られませんネ。不思議です。我が家の今時分の黄色い花はトウゴマとオトギリソウで、真っ赤な花はマユミの花が満開といったところでしょうか。明日は平安神宮における時代祭と鞍馬の火祭りがありますが、翌23日は霜降となり、満月の宵になりますね。十三夜は美智子皇后のお誕生日でしたが、無念かな見られませんでした。満月は多分ご覧になられることでしょう。寒さに向かう折。御身お大切に!
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十三夜 (夕ひばり)
2010-10-22 14:09:32
こんにちは♪

>そして見るならあの、古城跡で・・・

やはり、よーぜんさんも・・・
私も思いを馳せていました(^^

今回のお花たちは、かの人々も愛でたのではないかと・・・
ゆかしいお花ばかりですね。
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片見の月 (絶間)
2010-10-23 11:23:03
栗名月しか今年は見られませんでした。十三夜は雲のかなたでぼうっと明かりが見えたくらいでした。芋名月には、里芋買い忘れちゃうし。
私もいま、実家にホトトギスを届けに行くところです。
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与四郎さんへ (よーぜん)
2010-10-23 23:20:45
うちのは日陰過ぎるからでしょうか。
近所に咲いているものはたわわという感じなのですけれど。
わずかでも、秋の訪れを感じる花ではありますね。
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碩水亭さんへ (よーぜん)
2010-10-23 23:24:04
碩水亭さんのお宅には、秋の草花が溢れている、そんな印象を受けるのですが。
ただ、秋の花は一つ一つの主張がない分、たくさん咲いていてもどことなく心休まる気がします。
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夕ひばりさんへ (よーぜん)
2010-10-23 23:29:02
夕ひばりさんも、やはりそうでしたか^^
叶うなら、あの古城跡で十三夜の月を眺めてみたい。ささやかな夢であります。

>今回のお花たちは、かの人々も愛でたのではないかと・・・

そう思うと、花たちに対するいとおしさも一入です。
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絶間さんへ (よーぜん)
2010-10-23 23:32:11
一人でいると、お月見の用意をするのも億劫になってしまって、とりわけ何のお供えもすることなく、それぞれの日を過ごしてしまいます。
ただ、十三夜は謙信の詩があるためか、どこか特別な思いで眺めてみたくなります。
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