華語り

心に華を!!

秋立つ日

2006-08-08 22:32:20 | 造園日記2006年

秋来ぬと目にはさやかに見えねども風のおとにぞおどろかれぬる

古今集「秋歌」の最初を飾る、藤原敏行の立秋の歌。

立秋だからといって、昨日までの「夏」の暑さが去っていくわけではない。
相変わらず暑い日が続いているわけだが、その暑さの中で、ふと、風の音に昨日までの「夏」の風とはどこか違う音を聴く・・・。季節の移ろいを風の音に感じる、そんな感性が私は好きです。

今日は立秋。あいかわらずの暑さが続いています。
とはいえ、窓を開けていると心地よい風が時折カーテンを揺らします。


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2 Comments

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立秋 (夕ひばり)
2006-08-11 16:03:57
この歌は、毎年、秋の気配を最初に感じた時、心に浮かんできます。

数少ない、記憶している歌の一つです(^^;)



吾亦紅とよく合っていますね。

このあたりでは未だ、夏真っ盛りという感じですが、昨夜からコオロギが鳴き始めました。虫さん達は、私より、はるかに感性が鋭いようです(笑)
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残暑 (よーぜん)
2006-08-15 08:46:12
夕ひばりさんへ

立秋が過ぎたとはいえ、まだまだ暑い日が続いていますね。

日中うだるような暑さでも、夜になってふと耳にする虫の声に秋を感じたり・・・

こちらはまだ、秋の虫の声は聴かれません。

代わりに夜中でも蝉が鳴いていたりします。
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