ふんでノート ~ちいきづくり・まちづくりと日本語教育

ちいきづくり・まちづくりと日本語教育をつなぐことを,「場づくり・人づくり」から進めていきたいと思ってつらつら書くノート

ずんと

2018年02月05日 21時20分11秒 | もろもろのこと
時々、ずんときて沈む。

疲れとか睡眠不足とかが重なって、仕事とかでコミュニケーションとかがうまくいかないときに割とずんと来る。

最近はなるべく要因とプロセスを分析して、自分を把握しようとしている。いいも悪いも含めて、受け入れられるようになって初めて次のステップに進めるようなところもあるしね。

1ヶ月ぐらいずっと休みなしというのはやっぱりよくないかな。
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抜き書き(多文化共生地域福祉への展望)

2018年02月05日 00時48分25秒 | 人の移動
韓国での移民支援が、ソーシャルアクション、エンパワメントアプローチ、コミュニティの組織化を柱にしているとのこと。
以下は抜き書き。
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…移住女性たち自身に地域の移民支援のプログラムを作成してもらい、各コミュニティのリーダーとして活動できるような働きかけが意図的に行われていた。ハングルの教育であっても一方的な教育ではなく、自分たちが主体となってお互いに交流するという方法で行われている。そのことで移住女性は自信をもち堂々としてきたという。

…トランスナショナルな移住とは、流動的な生活でもあり、さらに移民自らが定住するか否かに関わらず、母国の家族との関係を今後どのようにするのか、また子どもたちが、今後どこで生活するのか、そして老後の問題は、両国の年金制度で十分支えられるのか、親の介護をどうするのか、など多くの課題を内包している。つまりトランスナショナルな移住は、送出国と受入国にまたがる家族を生み出すということになり、その家族をどのように維持し、それぞれの家族が自立し、さらに支え合えるかという新たな課題を生み出している。

…韓国で出会った多くの市民団体のリーダーは、一人ひとりの人権が尊重されるためには民主的な市民社会の形成が不可欠であることを熱く語っていた。移民が排除されているという現実に向き合ったときに、その移民個人を迅速に支援することの重要性とともに、移民を排除する自分たちの地域社会が問題であることを深く認識して、地域を変革することをめざした支援、つまり包摂するコミュニティの形成をめざした支援を行っていた。そしてその支援方法は、コミュニティソーシャルワークの「つながりの構築」を図るという支援方法、つまり排除された人々の問題を解決するために当事者を中心に社会的な関係性をつくっていくことと共通するものである。さらにコミュニティワークという問題が発生する地域社会の変革をめざす、そしてだれもが人間らしく生活できる福祉コミュニティを形成するという支援方法とも共通するものであった。

…個別の移民支援から移民を社会的に包摂すること、つまり多文化共生コミュニティの形成に向けた支援が展開されることを期待したい。
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「多文化共生地域福祉への展望」 朝倉美江 高菅出版


排除されたり、利用されたり、消費されたりする。それを個人に対する支援で解決するのは、それはそれで必要だけど、それを行わない包摂するコミュニティを作ること。排除された人を中心にコミュニティを作り直していくこと。排除するのも人なら包摂するのも人。そこからスタートすること。

何かふっと、普段の職場での人の動きや関係の見え方がちがってくる気がした。
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「○○だから」と思わせること

2018年02月05日 00時37分52秒 | 外国人支援
文化や習慣や考え方のちがいなどもあるんだろうけど。

一緒に働いている外国人が「この待遇や扱いは外国人だからだ」と感じてしまうような状況は決してよくないと思う。経営者や雇用する側は平等に扱っているつもり、法令違反はないつもりであったとしても、やっぱりそう思わせるような環境は良くないと思う。

外国人に限った話ではなく、女性や障害者、高齢者、子育て中の人、介護を抱えていたり…いろいろと状況や条件はちがうけど、やっぱり一緒に働く人を仲間と思えるか、ただの労働力としてしか見れないかは大きいと思う。

もちろん、なかなか簡単にできることではないだろうし,手間ひまかかることなんだろうけど。

それにそうした方がみんな楽しいし、コミュニケーションが円滑になるから、結果として生産性にもつながると思うんやけどな。

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