ミヌの誕生日が明日と聞いたインギョンは何か贈り物と思うのですが、買うお金がなかったのです。ソウルに上京した日にチュンジャに盗まれた金を、彼女は贈り物を買えと言って返してよこしたのでした。喜んだインギョン、町の古道具屋で古い万年筆を買ったのです。届けに行くインギョン。喜ぶミヌ。
劇場の演劇仲間も皆で祝う事にしていました。
そして主役の女優が交通事故で足を骨折して出られなくなり、インギョンに主役の女優役がまわって来ました。
誕生日を劇団で祝ってくれることを知らないミヌはインギョンと二人ミヌの自宅で祝ったのです。
そうとは知らないヒエは一生懸命ケーキを手作りします。
しかし待ってもミヌは来ませんでした。団員一同がっかりして帰って行きました。ヒエはずっと待ちます。ついに通行禁止の時間になってしまったのでした。
インギョンの家では義母がインギョンが演劇に出ると聞き猛烈に怒っていたのです。
あの子には親の血が流れている。絶対許さないと息巻いています。親が役者だったのでしょうか?
何とかミヌ、ジョンホ、インギョンを潰そうと息巻いているイ・ヒョヌク、警察の課長に命令して、3人を潰すように言います。
田舎警官のお前をここまで出世させたのは俺だぞと脅迫して。
翌朝ミヌの自宅を訪れたインギョンはミヌの部屋が荒らされてただ事ではない事に気づきます。
ミヌは警察署で暴行を受けていたのです。
何としても思想犯として消したい署長。
あちこちを探し回るインギョン。
ヒエも探し回っていたのです。
そしてミヌが警察署に連れて行かれ拷問を受けていることを知ります。何とか助けたい一心のインギョン。
警察署長はミヌを入隊させることを提案します。一度警察に思想犯で逮捕されたものは、軍隊では殺すも生かすも自由だったのです。
そうとは知らないインギョンは入隊すれば安全だと思っていましたが、それはむしろ殺される可能性が強い事を知ることになります。
事実を知ったジョンホ。
ある日警察署長から電話があり、助ける方法があるからホテルで合おうと言われます。藁にもすがる思いで出かけたジョンホ、しかしこれは罠だったのです。
ピョン社長から、ミヌに会いたいならホテルに会いに行けと言われ真に受けたインギョンは、パーティ中だから綺麗な服を着ていかないと入れてもらえないと言われ、提供された服に着替えて出かけます。しかしこれは罠だったのです。ジョンホとインギョンがホテルの部屋にいるところを記者達に暴露させ、スキャンダルでジョンホを親子を失脚させるためでした。これはイ・ヒョヌク、ピョン、警察署長が絡んだ罠でした。
インギョンが部屋に入ったのを見届けたピョンは受付の男に賄賂を渡します。
インギョンは部屋の中にいたジョンホに助けを求めますが、これが罠であったことに二人は気付くのですが・・・・・・