橋本西支部の指導者メーリングリスト(ML)。
現在、10人を登録(うち4人は今は稽古にはきていない。だから、実質指導に当たるのは6人。)
うちわけ 支部長 長坂41歳。
副支部長 T 36歳。毎回必ず稽古に参加できる。
道場長 M 22歳。禅林学園本校卒。八割ぐらい参加できる。ただし、8時~のみ。(少年部は7時から9時)
高校生 U(2年)、H(3年)、Y(3年)
次のメールは、昨日のこのメーリングリストの長坂発信分。
「長坂です。今日は、全国大会の演武稽古で、
①まずすべて「洗い出すこと」
②それを分析、検証すること
③課題を克服すべく稽古、取り組みを行う。
④評価をしてもらう。
といいました。これは、全てに当てはまります。
②と③は誰でもやるのです。
①をやりません。大切なことは「すべて」洗い出すことです。
そして、④の評価。これは評価できる人間にしてもらうしかありません。評価できない人に評価してもらってもそれは、ただの「感想」に過ぎません。それでもないよりはいい場合はあります。
また、評価と「評定」は違います。評定は、100点満点で何点とかつけることで
す。つまり、大会は評定なのです。
さて、昇級試験も日曜日に終わりますが、橋本西支部の昇級試験(法形、ひいては、橋本西支部の少林寺拳法そのもの)を洗い出します。
昇級試験の指導をしていて感じること(できていない部分)を一人10個あげてきてください。明日の稽古でメモで提出または、メールで発信のこと。
たとえば、「上級者でもあしさばきが出来ていない」「同 かぎてがいいがげん」
「攻者が甘い」など。
これを検証していくと、支部の課題も見つかります。
また、四級までは、「うまく抜くことよりも、かぎてを集中してやろう」とか「六級までに受身を完璧にしよう」とか長いスパンで見た指導もできますし、見つかります。
いまの現状は、一級でも出来ていません。
これは、それまでの過程をやはりおろそかにしてきているといえます。
現実には、初段受験の際に、かなり稽古して、一応高いレベルにはもっていっています。しかし、かなり稽古しててです。
上記のとおり、級により、「めあて」や「重視するポイント」をしぼっていくことが望ましいように思っています。
ただし、受身などは低学年でもできる(反対に高学年になると、マスターは遅くな
る)が、やはり低学年にはできない動きも出てきます。
そのあたりは、また話します。結局はコーディネーション能力になります。
この昇級試験が終わると全て見直していく予定です。
では、たったの10個です。よろしく。
10個以上は大歓迎。人とかぶってもいいです。
KJ法していくと、当然必要な部分が残ってきます。」
こういう風に橋本西支部の指導者は鍛えられていきます。
拳士には努力をさせて、指導者は高みから教えているという風潮は違うと思います。
指導者こそが努力しないいけないのではないでしょうか。