ドリーム 2(セカンド)

長坂徳久が語る夢教育(ときどき日常)

指導者メーリングリスト

2008年09月19日 02時24分49秒 | 少林寺拳法(ライフワーク)

橋本西支部の指導者メーリングリスト(ML)。

現在、10人を登録(うち4人は今は稽古にはきていない。だから、実質指導に当たるのは6人。)

うちわけ 支部長 長坂41歳。

副支部長 T 36歳。毎回必ず稽古に参加できる。

道場長  M 22歳。禅林学園本校卒。八割ぐらい参加できる。ただし、8時~のみ。(少年部は7時から9時)

高校生 U(2年)、H(3年)、Y(3年)

次のメールは、昨日のこのメーリングリストの長坂発信分。

「長坂です。今日は、全国大会の演武稽古で、

①まずすべて「洗い出すこと」 

②それを分析、検証すること 

③課題を克服すべく稽古、取り組みを行う。

④評価をしてもらう。

といいました。これは、全てに当てはまります。

②と③は誰でもやるのです。

①をやりません。大切なことは「すべて」洗い出すことです。

そして、④の評価。これは評価できる人間にしてもらうしかありません。評価できない人に評価してもらってもそれは、ただの「感想」に過ぎません。それでもないよりはいい場合はあります。

また、評価と「評定」は違います。評定は、100点満点で何点とかつけることで
す。つまり、大会は評定なのです。

さて、昇級試験も日曜日に終わりますが、橋本西支部の昇級試験(法形、ひいては、橋本西支部の少林寺拳法そのもの)を洗い出します。

昇級試験の指導をしていて感じること(できていない部分)を一人10個あげてきてください。明日の稽古でメモで提出または、メールで発信のこと。

たとえば、「上級者でもあしさばきが出来ていない」「同 かぎてがいいがげん」
「攻者が甘い」など。

これを検証していくと、支部の課題も見つかります。

また、四級までは、「うまく抜くことよりも、かぎてを集中してやろう」とか「六級までに受身を完璧にしよう」とか長いスパンで見た指導もできますし、見つかります。

いまの現状は、一級でも出来ていません。

これは、それまでの過程をやはりおろそかにしてきているといえます。

現実には、初段受験の際に、かなり稽古して、一応高いレベルにはもっていっています。しかし、かなり稽古しててです。

上記のとおり、級により、「めあて」や「重視するポイント」をしぼっていくことが望ましいように思っています。

ただし、受身などは低学年でもできる(反対に高学年になると、マスターは遅くな
る)が、やはり低学年にはできない動きも出てきます。

そのあたりは、また話します。結局はコーディネーション能力になります。

この昇級試験が終わると全て見直していく予定です。

では、たったの10個です。よろしく。

10個以上は大歓迎。人とかぶってもいいです。

KJ法していくと、当然必要な部分が残ってきます。」


こういう風に橋本西支部の指導者は鍛えられていきます。

拳士には努力をさせて、指導者は高みから教えているという風潮は違うと思います。

指導者こそが努力しないいけないのではないでしょうか。