ドリーム 2(セカンド)

長坂徳久が語る夢教育(ときどき日常)

こうやってつぶれていくのだろう。

2008年09月18日 02時07分40秒 | 少林寺拳法(ライフワーク)
土曜日TOSS関西フレッシュライセンスセミナーが終了してから、四国へ移動しました。

少林寺拳法の「2008年講習会」(土曜日から月曜日)を受講するためです。

土曜日はセミナーだったので、2日目からの参加でした。

遅刻なので、修了書はでません。それでもいいから受講したかったのです。

受講生は約300名。

長坂は最近は、自分が講師や指導員を務めることが多く、受講生としての参加は10年以上ぶりでした。

そのときに、タイトルのように感じたのです。


1,,長坂のことを知ってくれている人たちがたくさんわざわざ挨拶に来てくれる。

2,ローカですれ違うときなどにこちらが知らない人から挨拶してくれる。

3,同じくこちらの知らない方々から話しかけてくれる。

4,本部職員も気をつかってくれる。

5,支部のホームページにも次のような書き込みがあった。

「まさか長坂先生がいらっしゃるとは思っても無かったのでビックリしました。なのに気がつかなくて、同じホテルなのに本部まで一緒に行けるチャンスを逃してしまいました。先生も気を使っていらっしゃるようで、本当にすいませんでした。
その上、帰りの挨拶も出来なくてごめんなさい。」


この書き込みをしてくれた方をはじめ、ほとんど長坂よりも年上の方々です。


上のようなことは、気分の悪いことではありません。ただ、そこに慢心している自分自身もいるということを感じました。

どこかで「まあ、これぐらいはいいか・・」というようなおごりがあることに気づいたのです。

でも、ふと、

「あれ、こんなことから人間ってつぶれていくのではないか・・」

「成功した人が足元を救われたり、落ちていくのはこんなことがきっかけなんじゃないだろうか・・」

と思ったのです。

【初心に帰る。初心忘れべからず。】

だと自分を戒めました。

そして、相手や他人がどうであれ、きちんとやるべきことをやっていこうと思いました。

これは、前日に谷先生、伴先生からTOSSセミナーでプロとしての「覚悟のすごさ」と「志しの高さ」を感じたからです。

また、名刺交換させていただいたときのご丁寧で謙虚なお姿に本当に感激しました。

そのことから、長坂は今回のように感じることができたのだと思っています。

講習会の一日の最後は館内の作務(掃除)を全員で行います。
長坂も一生懸命に雑巾がけをして、マットを拭きました。
受講生としてはあたりまえのことなのですが、長坂自身は初心に帰ることができました。


どの世界、分野でも、つぶれるか、さらに成長を遂げるのかは自分自身の心のあり方にあるのだと気づいた講習会でした。


最新の画像もっと見る