ドリーム 2(セカンド)

長坂徳久が語る夢教育(ときどき日常)

幸せな日々?

2012年01月26日 02時55分07秒 | 教育・指導法
「なぁ、れいちゃん、おうか7ぶかいってどんな字かくん?」


「王の下で王下7武会やで。」


「そうなんや!かっこいいな~。」


「先生知ってた??エースはロジャーの息子なんやで。」


「えっ!!そうなん。」


「エースとルフィーはほんまの兄弟違うねん。契りをかわしたんよ。」


「なるほど!そうやんな、ルフィーのお父さんはドラゴンやろ?」


これは四年生の男の子と長坂との会話(笑)


自分でいうのも何ですが、私は指導するとき以外は子どもたちと同じレベルになってしまうんです。


だから、子どもたちから
「一緒にあそぼ!」といつも誘われます。


今日も車に乗っていると下校中の子どもたちとよくすれ違った。


少林寺拳法の子であったり、ドリームの子であったり、体育教室の子であったり、


みんな手を振ってくれる。

私も笑顔で手をふりかえす。


俺って、そんなキャラやったっけ??(笑)


昔は、「歩いているだけで怖い」とか言われていたのに。


学童に行ったら(今日は担当の日ではない)、すぐに取り囲まれる。
うれしいな~


2年生の女の子は長坂のボタンをさわりながらくっついてくる。
背後からは三年生の女の子がぶら下がってくる。


男の子からは
「先生、勝負しよう!」
とメンコに誘われる。


ときには、女の子たちのままごとの相手もさせられる。
ジェンガやドミノで、お店屋さんを開いている。


紙で作ったお金とメニューを渡されて、

「長坂先生、買いに来てよ!」


長「売ってください。」


子「どのお寿司にしますか?」


長「じゃあ、マグロとイカで。」


子「デザートはどうですか?」


長「じゃあ、イチゴパフェをお願いします。」


なんてシーンは茶飯事。


まあ、若い頃は顔を見たら逃げられてたのに、いまは何て丸くなったのだろうか。


いまの仕事や少林寺拳法の指導をしててよかったと思っています。

左右は必要??

2012年01月26日 02時10分10秒 | 教育・指導法
少林寺拳法の話。


技を左右する必要はあるか?


ある。


そう決まっているからだ(笑)


では、子どものうちから左右をやることは有効か?


年齢による。



内容による。


と私は思っている(あくまで私見です。)



私たちは、「上下」「前後」「左右」の3つの中で生きている。


立体というのは三次元空間の空間認知になる。


専門家によると


「立体の感覚というのは、よほどの天才でない限り意図的に学ばないと難しい」

らしい。


技の左右は子どものうちにやっておくほうがいいと思う。


しかし、空間認知がない低学年には非常にややこしくなる。


開構の法形(剛法)で、うちの子どもたちはみんな躓く。

対構の法形が多いからだろう。


開構の技だけをやっているときは問題ない。


いろいろな技を順番にやっていくときに、開構で躓く。


空間認知の問題だろう。


あっちこっちやるから、脳がこんがらがる。


そりゃ、そうだ。空間認知力がまだないのだから。


高学年になると空間認知ができてくる。


だから、立体は高学年で習うのだろう。


以上のことから私は自分が指導する場合は次のようにしている。


開構の技(剛法)はまとめて指導する。


左右は子どものうちからやったほうがよい(空間認知を鍛えることになるから)

低学年には左右をやらせても、間違っていてもきちきちやらない。
そこで叱られながら時間かけて覚えさせるよりも、低学年のうちはパーツパーツをしっかりやって、高学年でそのパーツをつないでいけばよい。


同じ、流水蹴や小手抜きでもレベルによって変わってくる。


時代が進んできていろいろなことが脳科学により説明できるようになった。


子どもを知るということは子どもたちの脳を知ることなのだろう。