ドリーム 2(セカンド)

長坂徳久が語る夢教育(ときどき日常)

虎は死して

2012年01月03日 05時59分55秒 | 教育・指導法
昨日、ひとしが来たので面白いことをいろいろ思い出した。


彼はいま21歳。


その同級生は橋本西に13人いた。


どれも強者で、面白い奴等だった。


いまでもあの学年が毎年毎年の橋本西のバロメーターである。


彼らが三年生のときだったと思う。


人種差別の話をした。


前振りとして、


「なぜアメリカに黒人がいるのか?」


と聞いた。


けんとが


「日に焼けすぎた!」


(笑)


いまでもその時のドリームが残っている。


別のときに


「虎は死して、皮を残す。意味わかるか?」


説明をして、


「じゃあ、人は死して、何を残す?」


だいすけが、


「ほねを残す!」


「違う。一文字や。」


「先生、わかった!これ絶対に合ってるわ。オレ天才かも!」


と、てつや。


「よし、てつや、ここはバシッと決めたれ!虎は死して皮を残す。人は死して?」


「歯を残す!」


「なんでやねん!ちゃうわ!」(笑)


正解は


「人は死して、名を残す」

でした。


とにかく、面白くかつ人間力が高いメンバーだった。


人は死して、名を残す。


名は残らなくてもいいから、少しでも世の中や少林寺拳法の未来のために何かを残せるような生き方をしたい…


今年の橋本西の「テーマ」は決まった。


いまはまだ内緒だ。