ひきこもりの男が、自分の作った世界の外へと出て行こうとするお話。最初はしかたない状況からだが、彼は自分で自分の世界を壊し、ここから出て行く。
主人公の蔦彦(上田展壽)は自分の周囲の人たちと酷似した精巧なフィギュアを作り、その人形を自由に操り、自分の空想の世界に浸る。自分の分身であるライオンと2人で暮らしている。そこに両親の離婚から後、別に住んでいた姉と弟が両親の死によって、この家に戻ってくる . . . 本文を読む
死ぬほどつまらないだろう、と思いつつもついついこういうバカ映画は見てしまう自分が悲しい。2007年韓国で空前の大ヒットとなった超大作なのだが、当然日本では劇場公開は見送られるものと思っていたのに、なにをとち狂ったか、ロードショー公開されてしまった。めでたいことだ。
だが、当然客は入らないから、一瞬で公開は終わる。梅田のTOHOシネマズでもしたが、最初から1日2回上映で、2週目から1回に。気付 . . . 本文を読む
評判通りのとんでもない映画だった。噂があまりに酷すぎて、反対に弁護してあげたくなるくらいだ。気の毒すぎる。作者たちはまじめに一生懸命作っているのだから、からかわないであげて欲しい。水を使ったスペクタクルは凄いし、地下鉄構内のシーンや、SFXは見事だ。それに較べてお話のほうがあまりにお粗末。
全編突っ込み所満載の超剛球巨編である。どこから話をすればよいのか、悩む。何よりもまず、台風はいったいど . . . 本文を読む