日曜の朝、起床して窓を開けると空がどんよりと重い。
ホーム・ページの天気予報に、未明に阪神地域に大雨、雷、洪水の注意報が出ているとあっていささかうんざり。
ところで、夏の時期特有の朝曇りに加えて雨含みのぬるい風にのって、あのミンミンという小うるさい音が届いた。
今年初めて耳にする蝉の声だ。
関西では、京都の祇園祭の山鉾巡行が始まる頃に梅雨が明け、大阪の天神祭の船渡御の頃が一番暑いとされている。
何時の間にか移動祭日になっていた「海の日」を明日に控え、今年もそろそろ明けるのかな? と蝉の声に耳を傾けた。
話は変わって、主日(日曜礼拝)ミサ、またしても出(られ)なかった。
これまでの小ブログを通じて、ことほどさように何時までもウジウジと外出を躊躇うの? と思われる方、多いかも知れない。
繰り返しになるが今回の手術、病巣が直腸の超低位にあって、開腹次第だが場合によってはリンパ節やらその周辺、「根こそぎ剥がさなければならないかも」と告げられた。
最悪のことも覚悟、すべてを受け容れ主治医に委ねた。
ただ、その場合でも肛門だけは残して欲しいと、少しピントがずれたような頼み事をした。
不幸中の幸いか限られた切除で済み、一時的にストーマをつけて縫合部の回復を待った。
3月の末に部位を内視鏡で確認、その埋め戻し手術をして貰ったのだが、主治医からは、「元の状態に戻るのに最低半年はかかる」と言われ、今まさにその言葉を痛感している。
少し尾篭な話でもありこれまで詳らかにしなかったが、外出を避けるペトロ を少なからず気遣って下さる方もあって、取るに足りない小さなことだけれど、弁明というか事情を明らかにと思った次第。
ということで、秋風が吹く頃になれば、温泉行を兼ねて墓参、主日(日曜礼拝)ミサ、美術館巡り、できれば小さな旅行などもと、ささやかに思っているのだが・・・。
いわゆる下ネタに類する今日の話、頂いた高槻のNaさんには申し訳ないが、口直しに爽やかな白い「桔梗」を添えた。
蝉の声で夏を実感、少しでも涼を感じて貰えれば幸い。
もう一枚は、「サフラン疑(もど)き」らしい? のだが定かでない。お教え頂ければ嬉しい。
Peter & Catherine’s Travel Tour No.489