ペトロとカタリナの旅を重ねて

あの日、あの時、あの場所で
カタリナと歩いた街、優しい人たちとの折々の出会い・・・
それは、想い出という名の心の糧 

思う ‐ カタリナ便り

2013年08月19日 | カタリナ便り

 艸冠(くさかんむり)に秋と書く花、その「萩」が咲く頃となった。

 この週辺りから、さしもの猛暑も影をひそめ、秋を感じさせてくれるのだろうか?
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もうそろそろねえ、とささやかな思いをかける。

 「それじゃね」と、ひとり部屋に残して帰る夕刻。
 努めて平静を保とうとするけれど、器用に繕うこともできず、きっと顔は歪んでいるンだろうな、と思う。

 ともすれば足早に扉に向かおうとするけれど、「ばいばい」と、明るく健気に振舞う姿に教えられ、「また、明日ね」と、笑顔で応える。

 入院してから100日余り、遠く小さかった光が、多くの方に支えられて手に届く希望の星となった。

 今日も祈り、感謝する。

 今週もカタリナ が投稿しました。
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 Peter & Catherine’s Travel. Tour No.(689)

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