ペトロとカタリナの旅を重ねて

あの日、あの時、あの場所で
カタリナと歩いた街、優しい人たちとの折々の出会い・・・
それは、想い出という名の心の糧 

ミモザ ‐ 散歩道

2010年02月24日 | 散歩道/山歩き

 今年のイースター・復活祭は4月4日の日曜日。
 フランスやイタリアの春は、2月21日の日曜日からの四旬節第一主日にあわせて気分がだんだんと盛り上がり、「ミモザ」の花が先駆けとして咲き始めるという。

 イタリアでは3月の初め頃に女性の日というのがあって、女性にミモザの花を贈るのだそうだ。

 Photo_3南仏には、ミモザ祭りもあると聞く。
 街が黄一色に染まったりするのかな、なんて想像するのだが、残念ながらこの季節にローマやパリに行ったことがないので、果たしてどうなのだろう。

 カタリナ に聞けば、「アカシア」、日本では輸入された「ニセアカシア」(写真上)と混同することが多いらしく、ヨーロッパでいうところのミモザは、日本では「オジギソウ」という「フサアカシア」(写真下)のことらしい。

 話はとんでもなく変るが、「iTunes Store」 という音楽配信ソフトがあることはご存知の方も多いと思う。

 過日、このソフトで音楽をサーチしていたら、歌謡曲のライブラリーに入り、「美空ひばりカバーソングコレクション」というジャケットに行き着いた。
 このソフト、音楽を購入、ダウンロードする前に20秒間ほど試聴できるのが味噌。

 Photo_2カバーリングされている曲を順に試聴していると、何曲目かに「アカシアの雨がやむとき」という懐かしい曲があった。 
 この歌、60年安保に疲れた若者たちが、西田佐知子の高音でありながら乾いた声質と、当時にしては少し廃頽的とも取れる詞に共鳴して広まったそうだが、別にここで、安保50年の節目の年に、普天間の基地問題に揺れる世相について論じる気は毛頭ない。

 試聴していて魔が?さしたのか、歌唱力に魅入られたのか、「昴」と「恋人よ」など数曲をウンロード。
 イヤホンを耳に挟んで廣田神社に向かう散歩の途中、花屋の店先に件のフサアカシアが花をつけていて、見とれていると嘘みたいにこの歌が流れてきて、「
あれっ?」と思った、という他愛もない話なんだけど・・・。

 えっ、詰まらないことを持ってまわって長々と! すみません。 
 花屋さんでカメラを向けたら迷惑そうな顔をされたので、写真はインターネットから拝借しました。
 でも、ひばりさんて、やっぱり上手いですよねえ、そう思いませんか?

コメント (1)
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