ASAの新聞配達員さん、結構早く、平日は四時半頃にカタッと小さくポストの音がする。
最近、頓に早起きの酔狂、<ラジオ深夜便>を聴き乍らブログ整理、この小さな音を楽しみに待っている。
音とともに窓を開けると冷気がさっと流れ、澱んだ空気を掃き出してくれる。
その足で新聞を取り、インクの匂いを嗅ぎ乍ら、ベッドサイドの少し暗いスタンドの灯りに目を凝らすこの時間を、結構気に入っている。
夏至(6/21)も過ぎると徐々に日の出が遅くなる。
それでも五時頃には東の空がだんだんと明るくなり、暫くして始まる五月蝿い程の蝉の合唱が、生きることの何かを伝えてくれる。
少し遅れたが縦長列島あまねく梅雨が明け、夏本番、<レジオマリエ>も今年は一回早く7月22日(金)の集会で夏休み。
その日は、休み中の仕事の割り当てなどがあり、会長の 「暑い日が続きますが、15日月曜の聖マリアの被昇天のミサ、予定のない方はレジオの会員として是非出席を」の声に送られ教会を後にした。
毎年工夫もなく書いている葉月・八月がきた、原爆忌、敗戦の日、盂蘭盆会、そして聖母の被昇天の大祝日と、祈りと鎮魂の日が続く。
その7月22日、<主の復活の最初の証人>(ヨハネ20章)でもあった<聖マリア ‐ マグダラ>の記念日だったが、今年から十二使徒など諸聖人と並ぶ<祝日>に昇格した、と指導神父から教えられた。
主イエスに愛を示し主イエスに愛された女(ひと)、グイド・レーニ(1575-1642 /イタリア/バロック)の 「悔悛するマグダラのマリア」(ウォルターズ美術館蔵)で、<祈りの月>を迎えるのも、また、心癒される。
ちなみに髑髏は、ゴルゴタ(髑髏の意)の丘で主の死を見届けた聖女の、アトリビュート・表徴だそうだ。
Peter & Catherine’s Travel. Tour No.1165