ロシア、その軍事政策における透明性を誇示 (抜粋記事)
(The Voice of Russia 15.07.2013, 16:53 )
ナタリヤ カショ
前文省略
「演習はロシアと中国の軍事的接近を反映している。演習はアジア太平洋地域における安定化要素なのであって、第三国に政治的圧力をかけるものではない。このことはぜひ指摘しておく必要がある。なぜならこのテーマについては多くの懐疑論が囁かれているからである。」
共同演習は北海道から300kmの洋上で行われた。日本の注意はいやが上にも高められた。日本は演習の経過を注意深くウォッチしていた。14日には、史上初めて中国の軍艦がラペルーザ海峡、すなわち宗谷海峡を通過したことを、日本の自衛隊および防衛省が発表した。これら軍艦は露中合同演習から母港に復帰するところだったのである。
ロシアと中国はこの演習をもって、再度、諸隣国に対し、「国家安全保障を共同で担保するための努力を拡大していく」という意思を示したのである。8月3日にはロシアのウラル地方で露中の、今度は陸軍の合同演習が行われる。その名も「平和ミッション」。対テロ作戦の立案・準備・遂行の各過程が共同でなされる。両軍から軍人計1500人、戦車など100ユニット、戦闘機・ヘリ20機が参加する。これも無論、第三国を脅かすものではない。ただし、一面、アジア太平洋地域における米国と日本の軍事活動の活発化に対する相応の対応、という意味も含まれている。
14日、日本の防衛省は、離島防衛のための自前の海兵隊を創設するという政府決定を伝えた。部隊新設の時期については明らかにされていない。ひとつ確実なことは、新たな海兵隊は駐沖縄米海兵隊と共同で訓練を行うであろう、ということだ。
(The Voice of Russia 15.07.2013, 16:53 )
ナタリヤ カショ
前文省略
「演習はロシアと中国の軍事的接近を反映している。演習はアジア太平洋地域における安定化要素なのであって、第三国に政治的圧力をかけるものではない。このことはぜひ指摘しておく必要がある。なぜならこのテーマについては多くの懐疑論が囁かれているからである。」
共同演習は北海道から300kmの洋上で行われた。日本の注意はいやが上にも高められた。日本は演習の経過を注意深くウォッチしていた。14日には、史上初めて中国の軍艦がラペルーザ海峡、すなわち宗谷海峡を通過したことを、日本の自衛隊および防衛省が発表した。これら軍艦は露中合同演習から母港に復帰するところだったのである。
ロシアと中国はこの演習をもって、再度、諸隣国に対し、「国家安全保障を共同で担保するための努力を拡大していく」という意思を示したのである。8月3日にはロシアのウラル地方で露中の、今度は陸軍の合同演習が行われる。その名も「平和ミッション」。対テロ作戦の立案・準備・遂行の各過程が共同でなされる。両軍から軍人計1500人、戦車など100ユニット、戦闘機・ヘリ20機が参加する。これも無論、第三国を脅かすものではない。ただし、一面、アジア太平洋地域における米国と日本の軍事活動の活発化に対する相応の対応、という意味も含まれている。
14日、日本の防衛省は、離島防衛のための自前の海兵隊を創設するという政府決定を伝えた。部隊新設の時期については明らかにされていない。ひとつ確実なことは、新たな海兵隊は駐沖縄米海兵隊と共同で訓練を行うであろう、ということだ。